作家・下重暁子によるベストセラーエッセイ『家族という病』(幻冬舎新書)が、まさかの実写映画化。映画『家族という病』が、6月26日(金)よりアップリンク吉祥寺、池袋HUMAXシネマズほか全国順次公開されることが決定し、あわせてポスタービジュアルが解禁された。

原作は、「家族写真入りの年賀状は幸せの押し売り」「家族のことしか話題がない人はつまらない」といった刺激的な言葉で“家族信仰”に一石を投じ、社会的議論を巻き起こした話題作。これをロンドンを拠点に活動する映像作家・大山千賀子監督が、ブラックユーモアと不穏な映像美を交えた群像劇として映像化した。
物語の中心となるのは、虚飾と欺瞞を抱えた三つの家族。売れっ子ミステリー作家・田原純一郎(藤本隆宏)は、妻・麻里子(友近)に支配され、自らの才能を押し殺して生きている。元エリート会社員の松原雄二(寺泉憲)は、定年後も“重役”を演じ続けながら、引きこもりの息子を抱えて偽りの人生を維持していた。そして女子高生・黒木まりあ(廣井若葉)は、母親がAV女優だという噂によって学校で孤立していく。
そんな彼らの前に現れるのが、裸体をテーマに文学賞を受賞した新鋭作家・藤田森(小出恵介)。さらに、公園で自由に生きるホームレスの女性(渡辺えり)が静かに物語へ交錯していく。安定という名の不自由か、孤独という名の自由か――。台風の夜をきっかけに、それぞれの人生が激しくぶつかり合っていく。
出演には藤本隆宏、友近、渡辺えり、小出恵介ら実力派キャストが集結。さらに撮影監督には第46回日本アカデミー賞最優秀撮影賞を受賞した市川修、音楽にはヴァイオリニスト・篠崎正嗣を迎えるなど、日本映画界・音楽界の第一線クリエイターたちが参加している。エンディングテーマ「Psycho」は、人気声優・アーティストの畠中祐が歌唱し、作曲を世界的プロデューサーのJeff Miyaharaが担当する。
笑いと狂気、不謹慎さと痛快さが入り混じる異色のブラックコメディとして、“家族とは何か”を観客に突きつける問題作となりそうだ。

■作品情報
『家族という病』
2026年6月26日(金)アップリンク吉祥寺、池袋HUMAXシネマズほか全国順次公開
出演:藤本隆宏 友近 渡辺えり 小出恵介 寺泉憲 椿原愛 廣井若葉
原作:下重暁子(幻冬舎新書『家族という病』)
監督・脚本:大山千賀子
撮影:市川修
音楽:篠崎正嗣
AR演出:冨田和彦
MA:岡瀬晶彦
主題歌:「Psycho」畠中祐(Lantis)
作詞:Kanata Okajima
作曲:Jeff Miyahara
制作プロダクション:Tokyomuse Films合同会社
配給:Cinemago
製作:「家族という病」製作委員会
2026年/日本/96分/カラー/シネスコ/5.1ch/映倫G
©「家族という病」製作委員会

