安田章大「ハプニングが起きました」中井貴一に目撃されてしまった“ある行動”とは!?

2018年と2020年に公開され好評を博した中井貴一と佐々木蔵之介のダブル主演で贈るコメディ映画『嘘八百』。そのシリーズ3弾『嘘八百 なにわ夢の陣』が、2023年1月6日に公開される。このほど、12月19日にイイノホールにて完成披露試写会が行われ、キャストの中井貴一、佐々木蔵之介、安田章大、中村ゆり、友近、塚地武雅、そして武正晴監督が登壇した。

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中井&佐々木の3度目のタッグについて、中井は「どんどん遠慮がなくなっていくんですよ。役者って間合いを測るんです。だから1作目の時は、“そこまではやめとこうかな”みたいなのがあって、2作目になると1作目のことをちょっと忘れちゃってるんですよ。で、3作目になったら、どうでもよくなってるんですよ。だから、相手のことを思い図るのを超えて、“やりたいだけやって嫌な顔をされたらしょうがないか”っていうぐらいの気持ちで芝居ができた」と、佐々木との息が合った芝居に自信を見せた。

これに佐々木も「遠慮はなかった」と同意。続けて「それはすごくいいことで、役者ではなくて、登場人物に対して遠慮なくっていう風に僕も受け止めて芝居ができたので、コメディなんで緊張感がないと作れないし、その刺激も相まって最高に面白い喜劇になった」と、こちらも本作の出来に自信を覗かせた。

今作で初参戦となった安田は、中井&佐々木との共演について「気を遣わなくていい現場だったんです。後々お話を聞いたら、お二人が空気作りをしてくださっていたことが分かりまして。何も気にせず入れました」と、中井と佐々木に感謝している様子。また、現場でのエピソードを聞かれた安田は、「貴一さんにラジオ体操をしているところを見られまして」と述べると、中井が「結構、真剣なラジオ体操で(笑)。朝、車で行ったら、正面でやってて。おざなりにやるんじゃなくて、ちゃんとやってるんで、『ラジオ体操やってるの?』って言ったら、『そうなんです。コンサートの時も、どんなときでもラジオ体操がいいんです』」という話を聞いたという。中井に体操を見られてしまった安田は、「ハプニングが起きました(笑)」と満面の笑みで撮影時を振り返っていた。

『嘘八百 なにわ夢の陣』
2023年1月6日(金)より、全国公開
監督:武正晴
脚本:今井雅子 足立紳
主題歌:桐谷健太「夢のまた夢」
出演:中井貴一 佐々木蔵之介 安田章大 中村ゆり 友近 森川葵 前野朋哉 宇野祥平 塚地武雅 吹越満 松尾諭 酒井敏也 桂雀々 山田雅人 土平ドンペイ Blake Crawford 高田聖子 麿赤兒 芦屋小雁 升毅 笹野高史
配給:ギャガ

【ストーリー】 これまで千利休、古田織部の茶器をめぐって大騒動。目利き古美術商と腕の立つ陶芸家のはずが、相も変わらずくすぶり続ける〈骨董コンビ〉の目の前に一攫千金のお宝が現れた。日本一の出世頭・太閤秀吉の縁起モノ「秀吉七品」の中でも、唯一所在不明の光輝く茶碗〈鳳凰〉だ。幻のお宝を狙って、開催間近の大阪秀吉博をはじめ“TAIKOH”と名のるカリスマ波動アーティストやその財団を仕切る謎の美女が絡み、歴史・骨董・アートのロマンと強欲が激突。大阪城を背景に繰り広げられる天下の(騙し合い)に〈骨董コンビ〉分裂の危機まで勃発!?お宝バトルを制するのは誰なのか?

©2023「嘘八百 なにわ夢の陣」製作委員会