WOWOWが贈る新たな社会派ドラマ「連続ドラマW シリウスの反証」が、2026年1月より放送・配信されることが決定しました。主演を務めるのは、中島裕翔。監督は映画『Winny』で話題を呼んだ松本優作が担当し、司法の闇に切り込む硬派な物語を描き出します。
舞台は25年前、岐阜県郡上八幡で起きた一家惨殺事件。犯人とされた死刑囚から届いた一通の手紙をきっかけに、弁護士・藤嶋翔太（中島裕翔）は再審請求に挑むことになります。彼が所属する冤罪救済団体「チーム・ゼロ」は、現実に存在する「イノセンス・プロジェクト・ジャパン」をモデルにしており、司法制度の問題や科学鑑定の限界に鋭く迫る物語です。
藤嶋は過去のトラウマを抱えながらも、検察の矛盾や不自然な証拠に気づき、真実を追い求めていきます。しかし、その前に立ちはだかるのは「指紋鑑定」という難攻不落の壁。そして、死刑執行が迫るなかで司法制度の理不尽さと闘いながら、彼らは希望を探し続けるのです。
主演の中島裕翔は「重厚で硬派なテーマですが、だからこそ向き合う意義がある。複雑な人物・藤嶋翔太を通じて、冤罪救済の難しさと真実を追う姿を見てほしい」と語り、WOWOW初主演に緊張と期待を寄せています。
監督の松本優作は「思い込みによる冤罪を描く本作は、司法制度の抱える課題を考えるきっかけになれば」とコメント。原作者・大門剛明も「科学の万能性への盲信が冤罪を生むことを描いた物語。映像化を楽しみにしている」と語っています。
■作品情報
タイトル：「連続ドラマW シリウスの反証」
放送・配信：2026年1月スタート（全5話／第1話無料放送）
原作：大門剛明『シリウスの反証』（角川文庫／KADOKAWA ※2025年10月24日発売予定）
監督：松本優作
脚本：大石哲也、小島聡一郎、松本優作
主演：中島裕翔
制作プロダクション：ツインズジャパン
製作著作：WOWOW 
