音尾琢真「自分なりの居様を見つけた」、仙道敦子「中島さんは優しいオーラの人」追加キャスト発表!中島裕翔 × 間宮祥太朗「僕はどこから」

「ヤングマガジン」に掲載されていた市川マサによる人気漫画を、主演に中島裕翔(Hey! Say! JUMP)、共演に間宮祥太朗を迎えて初めて映像化するドラマ「僕はどこから」が、2020年1月8日より放送される。このほど、追加キャストとして、音尾琢真、高橋努、若林豪、須藤理彩、笠松将、仙道敦子が出演することが発表された。

本作は、若さゆえに抱える苦悩や揺るぎない友情を真正面から描く青春サスペンス。文章を書き写すことで、他人の思考をコピーできる小説家志望の青年・竹内薫のもとに元同級生の講談会系東宮寺組最年少組長・藤原智美が現れる。彼は莫大な報酬と共に、とある家庭の息子を一流大学に入学させる替え玉受験の仕事を薫に提示する。薫は仕事を受け、その異能を活かして成功直前までこぎつけるが、予想だにしない大きな流れに飲み込まれる。

新たなキャストとして、智美(間宮祥太朗)の身の回りのお世話係で、千佳(上白石萌歌)からは“ごんどぅー”と呼ばれる権堂真司役に、日本で“最もチケットが取れない”演劇ユニット「TEAM NACS」のメンバーにして、「なつぞら」、「陸王」など数々の話題作に出演し、舞台、テレビ、映画と幅広く活躍する音尾琢真。講談会系東宮寺組会長の子飼いであり、笑顔を張り付けた得体の知れない男・山田龍一役に、舞台の世界で蜷川幸雄演出「メディア」から役者人生を始め、「天地人」、『クローズ ZERO』シリーズで顔に十文字の切り傷を抱えた牧瀬役で強烈なインパクトを与えた高橋努。智美を買っているものの冷酷な部分を持ち合わせる講談会系東宮寺組会長・東宮寺正胤役に、当時、最高峰映画人を集めた傑作『二百三高地』にも出演し、「山村美紗サスペンス赤い霊柩車」シリーズなどの狩矢警部役でサスペンスファンからの絶大なる人気を博す若林豪。息子である玲を名門大学に入れることに固執し、玲に執着する井上涼子役に、「天うらら」でドラマ初主演を果たし、以後「相棒」、「深夜食堂」シリーズ、「半分、青い。」、「ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル~」など数々の名作ドラマに出演、その印象深い演技で女性名バイプレイヤーとしても大活躍する須藤理彩。母・涼子からの執着に耐え兼ね、薫(中島裕翔)&智美も巻き込む大きな事件を起こす井上玲役に、先日公開された『ドンテンタウン』や、2020年には主演映画『花と雨』や『転がるビー玉』、『ファンファーレが鳴り響く』の公開が予定されており、映画・連続ドラマ出演数20代男優1位も獲得するなど、その唯一無二の雰囲気から若手次世代俳優・急先鋒の呼び声高い笠松将。そして、若年性アルツハイマーを患っている、息子思いの薫の母・竹内陽子役に、1990年代に「ホットドッグ」、「クリスマス・イブ」、「卒業」など多数のドラマで主演を務め、人気を集めながらも活動を休止したが、ドラマ「この世界の片隅に」にて23年ぶりに仕事復帰後、「なつぞら」、「緊急取調室」など立て続けに出演、今後のさらなる活躍が期待される仙道敦子が出演する。

■音尾琢真(権堂真司役) コメント
高橋泉さんの脚本を読ませていただいて、遅ればせながらようやく市川マサさんの「僕はどこから」という原作に出会い。この世界に自分がいてもいいような気がしまして。間宮祥太郎さんよりずっと年上だけど子分という立ち位置も面白く、自分なりの居様を見つけさせてもらいました。中島裕翔さんをはじめとして、皆さんが、芯を持って作品に向き合っている様子が心地よかったです。是非ご覧下さい。

■高橋努(山田龍一役) コメント
原作を読んでとても面白く、やりがいを感じました。それと同等に「こりゃ大変な現場になるなぁ」と思いました。山田という役は今まであまりやってこなかった役で、なるべく誰にも嫌われないような、一見目立たないような人をイメージしました。まぁ、このゴツい顔は変えられませんがね!(笑)そして、中島裕翔と間宮祥太朗がとても良い!私の役は特にこの二人との絡みが多く、二人とも現場を盛り上げてくれて、非常に助かりましたし、芝居してて楽しかったです。話が進むにつれどんどん展開していき、小説家を目指す青年が小説家になれるのか?という話では全く無くなります。もちろん小説家になってもらいたいですが(笑)。第1話から目が離せない作品になってます。是非ご覧ください。

■笠松将(井上玲役) コメント
最終回の芝居場以外は、台詞を言ってるだけで、あえて誰とも会話しないようにしました。衣装合わせの際、キャラクターの造形を考えたときに、半袖を着ることを断わりました。そんな中でロケ地のカフェのお母さんから、Tシャツをもらい、今でも大切に着ています。撮影がすべて終わって、今思うことは…「玲くんが元気に暮らしてますように」。

■仙道敦子(竹内陽子役) コメント
脚本を頂いた時の第一印象は、息苦しさ、生き辛さの中でも精一杯今を生きている登場人物たちの生きざまです。漫画原作ならではのスピード感溢れる展開に心を奪われました。私が演じた薫くんの母親は、一人で息子を育て、今は若年性アルツハイマーを患っています。ずっと走り抜いている物語の中で、薫くんが向き合う唯一、“静”の部分ではないかと思っています。薫くんを心から愛している、その気持ちを大事に演じました。撮影は、現場でのライブ感を監督が大切に汲み取ってくださりながら、一つ一つのシーンを作り上げていく様子が印象に残っています。リハーサルを重ねながら、どんどん命が吹き込まれていくような現場でした。中島さんは昔から拝見しておりましたが、思った通りの優しいオーラの人でした。親子のシーンを重ねていきながら、人柄にも触れて、中島さん演じる薫くんとの穏やかな時間が画面にも溢れているかと思います。生きるってなんだろ…そんな事をふと考える作品になっていると思います。是非、ご覧になってください。

「僕はどこから」
2020年1月8日(水)よりテレビ東京ほかにて放送スタート
毎週水曜 深夜0時12分~0時52分放送
動画配信サービス「Paravi」「ひかりTV」にて配信予定
監督:瀧悠輔 熊坂出 大内隆弘
原作:市川マサ「僕はどこから」
脚本:髙橋泉
出演:中島裕翔(Hey! Say! JUMP) 間宮祥太朗 上白石萌歌 音尾琢真 高橋努 若林豪 笠松将 須藤理彩 仙道敦子

【ストーリー】 文章を書き写すことで、他人の思考をコピーできる小説家志望の青年・竹内薫(中島裕翔)。認知症を患う母(仙道敦子)と二人暮らしをしながら、今日も一心不乱に原稿に向かっている。薫の前には類まれなる能力を持ちながらも、その能力ゆえに“自分独自の作品”が作れないという大きな壁が立ちはだかっていた。必死に母を介護しながら自分の夢と現実にもがく薫になおも降りかかる“母の事故”という悲劇。自分の存在意義を見失い、母の入院費用さえままならない薫は一人呟いた…。「僕は…僕はどこから…来るんですか…」絶望に暮れる薫の所に元同級生の講談会系東宮寺組最年少組長・藤原智美(間宮祥太朗)が現れる。「お前まだ…他人の頭で考えること出来るな?お前に、すげぇ景色、見せてやるよ」智美が莫大な報酬と共に提示したのは、とある家庭の息子を一流大学に入学させる、いわゆる替え玉受験の仕事。薫はその異能を活かして成功直前までこぎつけるが、予想だにしない大きな流れに飲み込まれることになる。薫の先に待つものは光か闇か…人生に追い詰められた薫が、智美の導きで“自分さがし”を決意するとき、大いなる犯罪の幕が上がる…!

©「僕はどこから」製作委員会