鈴鹿央士&山田杏奈らが語る“新時代の人魚姫”の魅力とは?映画『ChaO』ジャパンプレミア

8月15日公開のアニメーション映画『ChaO』のジャパンプレミアが、7月1日(火)にマクセル アクアパーク品川およびT・ジョイ PRINCE 品川にて開催された。イベントには、W主演の鈴鹿央士(ステファン役)と山田杏奈(チャオ役)、太田駿静(ジュノー役)、そして青木康浩監督が登壇。人魚姫チャオをテーマにした【スペシャルドルフィンパフォーマンス】と舞台挨拶で、作品の世界観を存分に届けた。

イベントの幕開けは、マクセル アクアパーク品川での特別コラボパフォーマンス。主題歌「ChaO!」(歌:倖田來未)に合わせてイルカたちが華麗にジャンプし、会場は感動と歓声に包まれた。鈴鹿は「とても感動しました!パフォーマーの方が『ChaO』ポーズをしてくれて嬉しかった」と笑顔で語り、山田も「楽曲とパフォーマンスのリンクにびっくり。とても楽しかったです」と喜びを表現。太田は「歌詞と演出が一体となっていて、すごく感動しました」とコメントし、会場の興奮が最高潮に達した。

さらに映画のヒットを祈願し、キャストの合図でイルカにジャンプを披露してもらうコーナーも開催。見事なジャンプが成功し、幸先のよいスタートとなった。

トークセッションでは、出演者たちの水族館にまつわるエピソードも披露。鈴鹿は「撮影で水族館に行くと癒されるので、ヨシっと思います」と撮影秘話を語り、山田は「イルカに触れたら茄子みたいな感触だった」と独特の記憶を披露して笑いを誘った。太田は「水槽のガラスを叩いて親に怒られた」と幼少期の思い出を明かし、会場の笑いを誘った。

■舞台挨拶で語られた、キャラクターへの想い

続く舞台挨拶では、本作の魅力やキャラクターについて深掘り。ステファン役の鈴鹿は「チャオの一途な姿にステファンが心を動かされる過程が魅力的。空気感がとても丁寧に描かれている」と語り、山田は「チャオは健気で素直で、どんどん二人が繋がっていくのが素敵」と微笑んだ。太田も「観ているうちに二人が愛おしく思えてくる作品」と共感を寄せた。

監督の青木も「不器用ながらも観終わったあとに可愛く思えるキャラクターばかり」と作品への自信をにじませた。

声優経験の少ない鈴鹿は「現場で“これもう録れるな”と言われて急に本番が始まって心臓バクバク」と苦笑い。山田は「“とにかく可愛く”と言われて、模索しながら演じました」と役作りを振り返り、監督も「チャオは山田さん以外に考えられない」と絶賛。初声優の太田は「礼儀作法をYouTubeで勉強したが、ひとり収録で役に立たなかった」と会場の笑いを誘った。

キャラクターとの共通点について問われると、鈴鹿は「ステファンの一途な姿に共感する」と話し、山田は「チャオと同じく表情がすぐ顔に出ると言われた」と笑顔。太田は「福岡から上京した時、両親に相談せず突っ走ったところがジュノーと重なる」と語った。

「アヌシー国際アニメーション映画祭2025」で審査員賞を受賞した本作。青木監督は「チャオのぬいぐるみを持って歩いていたら、“チャオ!”と声をかけられたり、サインを求められたりして嬉しかった」と“チャオフィーバー”を実感したことを明かした。

イベントの最後には、キャスト陣からの熱いメッセージが届けられた。
「独創的な世界観と軽やかさが魅力。きっと楽しい気持ちで劇場を後にできるはず」(鈴鹿)
「個性あふれるキャラクターと美しい世界観、夏にぴったりの映画です」(山田)
「何度観ても楽しめる作品。映像美や物語、ぜひ劇場で体感して」(太田)

この夏、誰もが恋に落ちる“新時代の人魚姫”チャオに出会える、心温まる物語をお見逃しなく!

■映画情報

タイトル:映画『ChaO』(チャオ)
公開日:2025年8月15日(金)ロードショー
声の出演:鈴鹿央士、山田杏奈、シシド・カフカ、梅原裕一郎、三宅健太、太田駿静、土屋アンナ、くっきー!、山里亮太
監督:青木康浩
キャラクターデザイン・総作画監督:小島大和
美術監督:滝口比呂志
音楽:村松崇継
アニメーション制作:STUDIO4°C
配給:東映
©2025「ChaO」製作委員会