林遣都「なんて優しく美しいラストなんだろう」、高杉真宙「学生とは、無限大だな」著名人絶賛!『彼女が好きなものは』

小説家・浅原ナオトによる恋愛青春小説「彼女が好きなものはホモであって僕ではない」を、神尾楓珠主演、山田杏奈共演で映画化する『彼女が好きなものは』が、12月3日より公開される。このほど、各界著名人より本作を絶賛するコメントが寄せられた。

世間にはびこる“ふつう”という価値観とのギャップに向き合う男女の姿を描く本作。ゲイであることを隠して日々を過ごす男子高校生・安藤純と、BL好きを隠すクラスメイトの女子・三浦紗枝が、書店で鉢合わせたことから急接近。やがて紗枝から好きだと告白された純はある想いを秘め付き合うことに…。

▼著名人 絶賛コメント

■林遣都(俳優)
自分が好きなものを「好き」と言えず秘密を抱えていた純と紗枝が、しだいに「純」と「紗枝」の 二人だけの「好き」の形を見つけることに。なんて優しく美しいラストなんだろうと胸が締め付けられました。この映画に携わった全ての方々に拍手を送りたいです。素晴らしい映画でした。人が人を傷つけることが容易い世の中で、思いやりに欠けた言動行動の先に何が起こり得るのか、想像力を持って生きなければとつくづく思います。三浦さんが純に放った「想像したい」という言葉は世界を照らしてくれる気がします。もう一度言わせてください。本当に素晴らしい映画でした。

■大原櫻子(女優・歌手)
全員が違う意見や価値観を持っていながら、“互いを理解し合いたい”と葛藤する人間の生き様が、様々な登場人物の目線で描かれていて、且つ全ての考え方に共感できました。恋愛の形はさまざまと言うのは簡単です。ただ、場合によって、何かしらの障害が出てくるかもしれない。何を大切にするか、その人それぞれだと思います。「複雑なことを無視して、世界を簡単にしたくない」と思う心を、私も日頃忘れたくないです。

■高杉真宙(俳優)
ある種、二人の長い長い大冒険の途中のお話。学生という、大きくも小さな世界では、冒険の「途中」とするしかなくて、学生という枠組みから抜け出した瞬間に、それぞれが自分の思いをどうにかする方法を見つけるんじゃないかな?と感じました。けれど、学生の頃に気付き、知るにはあまりにも…学生とは、無限大だな。と思わされる作品でした。

■松本穂香(女優)
大切な瞬間が映画の中につまっていました。ひとりひとりの苦しみや真っ直ぐな気持ちが愛しかったです。

■峯岸みなみ(タレント)
この映画に少しでも救われる心があるようにと願いながら、この映画がなくてもいい未来が来ることを祈りたくなりました。

■少年アヤ(エッセイスト)
透明なきみの青春を、そっとなでる物語。そこには息をしたいとあがくぼくたちの、たしかな愛や、人生の姿があるのです。

■松岡宗嗣(ライター/一般社団法人fair 代表理事)
いつも自分にナイフを突き立てながら、いつか自分も「ふつう」になれるんじゃないかと希望を抱いてしまう。「同性愛とか、別にいいんじゃない」という人にこそ観てほしい。

■堀あきこ(ジェンダー・セクシュアリティ研究)
ジェンダーもセクシュアリティも、これまでの経験もこれからの夢も、何もかも違う私たちは分かりあえない。でも、「分かりあえなさ」を抱えることでしか、“薄っぺらな多様性”は蹴飛ばせない。

■キム・ボラ(映画監督『はちどり』)
軽い恋愛映画だと思って観たら、ビックリした。この映画は「正常性」という怪物、その世界に溶け込もうとするもがき、そして人を愛するという壮大なテーマを清々しくも重厚に描いている。純と紗枝は「異性愛」という正常性の境界を越え、より豊かな想像力でお互いに触れ合う。映画『彼女が好きなものは』は同性愛者の男の子とBL好きの少女が共に過ごし、誰にも疎外されない世界を描く。映画を観ている間ずっと、この安全で光輝く映画の中の世界が終わらないことを願っていた。

『彼女が好きなものは』
12月3日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
監督・脚本:草野翔吾
原作:浅原ナオト「彼女が好きなものはホモであって僕ではない」
出演:神尾楓珠 山田杏奈 前田旺志郎 三浦獠太 池田朱那 渡辺大知 三浦透子 磯村勇斗 山口紗弥加 今井翼
配給:バンダイナムコアーツ アニモプロデュース

【ストーリー】 高校生の安藤純(神尾楓珠)は自分がゲイであることを隠して日々を過ごしている。ある日、書店でクラスメイトの三浦紗枝(山田杏奈)が、男性同士の恋愛をテーマとした、いわゆるBLマンガを購入しているところに遭遇。BL好きであることを秘密にしている紗枝は「誰にも言わないで欲しい」と純に口止めをするのだが、彼女はまだ知らなかった。目の前にいる純がゲイであることに。純には妻子ある同性の恋人・誠(今井翼)がいるが、書店での遭遇をきっかけに、純と紗枝は急接近。紗枝の友人達とダブルデートをしたり、クラスメイトたちと遊園地で遊んだりと仲を深めるうちに、純は紗枝から告白をされる。「自分も“ふつう”に女性と付き合い、“ふつう”の人生を歩めるのではないか?」。一縷の望みにかけるかのように、紗枝の告白を受け入れ、付き合うことになったのだが…。

©2021「彼女が好きなものは」製作委員会