神尾楓珠「女の子を好きなフリをして必死に周りに合わせて生きてきたんだ」『彼女が好きなものは』予告編&メインビジュアル

小説家・浅原ナオトによる恋愛青春小説「彼女が好きなものはホモであって僕ではない」を、神尾楓珠主演、山田杏奈共演で映画化する『彼女が好きなものは』の公開日が12月3日に決定し、予告編とメインビジュアルがお披露目となった。併せて、本作が本年度の第26回釜山国際映画祭Open Cinema部門に正式出品されることが決定した。

世間にはびこる“ふつう”という価値観とのギャップに向き合う男女の姿を描く本作。ゲイであることを隠して日々を過ごす男子高校生・安藤純と、BL好きを隠すクラスメイトの女子・三浦紗枝が、書店で鉢合わせたことから急接近。やがて紗枝から好きだと告白された純はある想いを秘め付き合うことに…。

予告編には、ゲイであることを隠し続けてきた純(神尾楓珠)と、純がゲイと知らずに告白した腐女子の紗枝(山田杏奈)が出会い、お互いの悩みや内面を知り、受け入れ、傷つき、支え合う姿が映し出される。純と紗枝は“ゲイ”や“腐女子”といったラベリングを脱して、“私”と“あなた”として、個と個の人間同士の誠実な関係を築き始めていく。

ティザービジュアルでは、純と紗枝の目線が交わらず、自分を隠して生きる純を象徴するように、ピントが当たらずぼやけている印象的な姿だったが、メインビジュアルには純と紗枝がしっかりとお互いを見つめ合う凛とした表情が収められる。

10月6日から15日に開催される第26回釜山国際映画祭のOpen Cinema部門に本作が正式出品される。Open Cinema部門は、商業性と芸術性とが理想的にミックスされた新作や、国際的評価の高い作品を集め、メイン会場である「映画の殿堂」の野外スクリーンにて上映、例年5000人規模の観客を集める人気部門だ。これまで同部門には、中野量太監督作『浅田家!』、月川翔監督作『君の膵臓をたべたい』、庵野秀明総監督作『シン・ゴジラ』などの日本映画が出品されている。

『彼女が好きなものは』
12月3日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
監督・脚本:草野翔吾
原作:浅原ナオト「彼女が好きなものはホモであって僕ではない」
出演:神尾楓珠 山田杏奈 前田旺志郎 三浦獠太 池田朱那 渡辺大知 三浦透子 磯村勇斗 山口紗弥加 今井翼
配給:バンダイナムコアーツ アニモプロデュース

【ストーリー】 高校生の安藤純(神尾楓珠)は自分がゲイであることを隠して日々を過ごしている。ある日、書店でクラスメイトの三浦紗枝(山田杏奈)が、男性同士の恋愛をテーマとした、いわゆるBLマンガを購入しているところに遭遇。BL好きであることを秘密にしている紗枝は「誰にも言わないで欲しい」と純に口止めをするのだが、彼女はまだ知らなかった。目の前にいる純がゲイであることに。純には妻子ある同性の恋人・誠(今井翼)がいるが、書店での遭遇をきっかけに、純と紗枝は急接近。紗枝の友人達とダブルデートをしたり、クラスメイトたちと遊園地で遊んだりと仲を深めるうちに、純は紗枝から告白をされる。「自分も“ふつう”に女性と付き合い、“ふつう”の人生を歩めるのではないか?」。一縷の望みにかけるかのように、紗枝の告白を受け入れ、付き合うことになったのだが…。

©2021「彼女が好きなものは」製作委員会