2007年『パラノーマル・アクティビティ』で注目され、その後『インシディアス』(10)から最新公開作『M3GARN/ミーガン』(日本公開6月9日)に至るまで、常に話題性のあるホラー作品を制作して大ヒットを飛ばしているジェイソン・ブラム率いるブラムハウス・プロダクションズ。時代にマッチした恐怖を送り続けるブラムハウスが、コロナ・パンデミックを背景に新たに仕掛けた超ぶっ飛びホラー映画『DASHCAM ダッシュカム』が、7月14日より公開されることが決定した。併せて日本版ティザーポスタービジュアルがお披露目となった。
コロナ・パンデミックの最中にアメリカからイギリスへ渡った迷惑系ライブ配信者の女性ラッパーに起こる恐怖の状況を、ライブ配信という手法で見せていくこれまでにない映像表現で描いたのは、『ズーム/見えない参加者』で新たなるPOV映画として注目されたロブ・サヴェッジ監督。日本でも個人によるライブ配信が人気だが、視聴者目線でスマホの画面越しに見える恐怖映像を体験するという新たな手法が、賛否両論を生み出しているほど、強烈な印象を残す作品に仕上がっている。
主演の女性ラッパー役を演じるのは、実際にシンガーソングライター兼俳優として活動しているアニー・ハーディ。映画内でも彼女自身ではないかと思うようなメタフィクション的なキャラクターを演じている。
『DASHCAM ダッシュカム』
2023年7月14日(金)より、シネマート新宿ほか全国順次公開
製作:ジェイソン・ブラム ダグラス・コックス
監督:ロブ・サヴェッジ
脚本:ジェマ・ハーリー ロブ・サヴェッジ ジェド・シェパード
VFX:スティーヴン・ブレイ
特撮監修:マイク・ナイツ
出演:アニー・ハーディ アマル・チャーダ=パテル アンジェラ・エナホロ セイラン・バクスター ジェマ・ムーア
配給:アクセスエー
【ストーリー】 女性ラッパーで迷惑系ライブ配信者として人気を得ているアニー(アニー・ハーディ)は、ロサンゼルスでのコロナ規制にうんざりしてイギリスに住んでいる昔の音楽仲間であるストレッチ(アマル・チャーダ=バテル)を訪ねる。しかし今や配達員として生計を立てる彼には迷惑がられ、同居の恋人に拒絶されて追い出されてしまう。頭にきたアニーは、ストレッチの車とスマホを盗み、ライブ配信をしながら、ストレッチのフードデリバリーの仕事をなりすます。向かったレストランで彼女は店のオーナーから大金を積まれ、一人の女性を運ぶ奇妙な配達依頼を受ける。悪態をつきながら目的先へ向かうアニーだったが、それは想像を絶する恐怖の幕開けが待っていた…。
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