1990年より「漫画アクション」で連載が開始され、 1992年にTVアニメの放送がスタートした「クレヨンしんちゃん」の映画史上初となる3DCGアニメーション『しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 ~とべとべ手巻き寿司~』が2023年夏より公開されることが決定した。併せてティザービジュアルがお披露目となった。
3DCGアニメーションを担当するのは「シン・ゴジラ」や「STAND BY MEドラえもん」を手がけた、CGのプロフェッショナル集団の白組。さらに、監督・脚本を務めるのはなんと『モテキ』(2011)、『バクマン。』(2015)の大根仁。第35回日本アカデミー賞の話題賞・作品部門など数多くの映画賞を受賞した『モテキ』で鮮烈な監督デビューを飾ると、『バクマン。』では第39回日本アカデミー賞・優秀監督賞を受賞、現在放送中のTVドラマ「エルピス-希望、あるいは災い-」では社会的テーマを扱いながら研ぎ澄まされた演出で視聴者に衝撃を与えている大根。実写作品では常に上質なエンターテインメントを世に送り出してきた日本映画界が誇る監督が今回、「クレヨンしんちゃん」を“再解釈”、初のアニメーション監督を務める。
主役の野原しんのすけからは「しーじぃーってどんなじいさん?オラまだ5さいなのにおじいさんになっちゃうの?3DCGになったらツヤツヤもちもち〜になれるの?ほうほう、それは楽しみですな〜」と”しん時代“の到来に期待のコメントが到着した。
ティザービジュアルには、原作ではお馴染みの黄色×紫の服装にマントをまとった3DCGバージョンのしんのすけが。今現在、世界中が熱狂しているワールドカップでゴールを決めたかのように軽やかにジャンプし、“しん次元”へと向かう後ろ姿に期待が膨らむ。【クレヨンしんちゃん×3DCG×大根仁】という、これまでにない組み合わせがどんな“しん次元”を見せてくれるのか。そして、『とべとべ手巻き寿司』とは一体なんなのか?
『しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 〜とべとべ手巻き寿司〜』
2023年夏 全国東宝系公開
原作:臼井儀人(らくだ社)/「月刊まんがタウン」(双葉社)連載中/テレビ朝日系列で放送中
監督・脚本:大根仁
©臼井儀人/しん次元クレヨンしんちゃん製作委員会