高橋一生&蒼井優がベッドで寄り添う!心に秘めた想いとは…?『ロマンスドール』場面写真

2008年に雑誌「ダ・ヴィンチ」で連載され話題を呼んだ、一人のラブドール職人と彼が一目で恋に落ち結婚した妻との日々を描いた傑作小説を、原作者のタナダユキ自身が監督・脚本し、高橋一生と蒼井優の共演で映画化した『ロマンスドール』が、2020年1月24日より公開される。このほど、高橋と蒼井がベッドで寄り添う場面写真がお披露目となった。

岩井俊二監督が「遺作を選べたら、これにしたい」と話すほど思い入れのある『リリィ・シュシュのすべて』は、市原隼人や忍成修吾など高橋や蒼井と同世代の俳優が多く出演していた。蒼井にとっては映画初出演で、俳優としての活動を本格的にスタートし、また10歳からキャリアをスタートさせていた高橋にとっても20歳という記念碑的な時期に撮影した特別な作品だ。

その後、高橋は総理大臣の秘書・貝原として頭脳明晰でありながら時折見せるギャップが話題を呼んだ「民王」(2015)や、自ら憎まれ役を買って主人公・直虎への報われぬ愛を貫き通した政次を見事好演した「おんな城主 直虎」(2017)など、知的でありながらどこか不器用な役柄で人気を博してきた。映画『億男』(2018)では親友が宝くじで当てた大金と共に行方をくらますミステリアスな九十九を演じ、劇中でカギとなる重要なシーンではプロに引けを取らないほどの落語を披露し実力派俳優としての存在感を見せた。一方、蒼井は『フラガール』(2006)でフラダンスチームのリーダー紀美子を演じ、圧巻のダンスは日本映画史に残る名シーンとして感動を巻き起こし、日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞。さらに『彼女がその名を知らない鳥たち』(2017)では同居人の陣治を足蹴に冷たい態度をとりながら常に誰かに依存してしまうヒロイン・十和子を演じ、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞した。

公開となった場面写真は、19年ぶりの共演で初の夫婦役を演じた高橋と蒼井がベッドで寄り添い、夫婦の日常を切り取ったような一枚。背中合わせで寄り添う二人の表情からは、互いを信頼し愛し合っている関係性を感じ取れる一方で、それぞれの眼差しに何か心に想いを秘めていることも感じさせる。

『ロマンスドール』
2020年1月24日(金)より全国ロードショー
監督・脚本:タナダユキ
原作:タナダユキ「ロマンスドール」
主題歌&劇中歌:never young beach
出演:高橋一生 蒼井優 浜野謙太 三浦透子 大倉孝ニ ピエール瀧 きたろう 渡辺えり
配給:KADOKAWA

【ストーリー】 美人で気立てのいい園子(蒼井優)に一目惚れして結婚した哲雄(高橋一生)が、彼女にずっと隠し続けている仕事、それはラブドール職人としてドールを作っていること。平穏に過ぎていく日常の中、哲雄は仕事にのめり込み、恋焦がれて結婚したはずの園子とは次第にセックスレスになっていた。いよいよ夫婦の危機かと思ったとき、園子はぽつりと胸の中に抱えていた秘密を打ち明けた。純愛と性愛とドールが交錯する、大人のラブストーリー。

©2019「ロマンスドール」製作委員会