「ストレンジャー・シングス 未知の世界」でジム・ホッパー役を演じたデヴィッド・ハーバーが、最新シーズンの撮影で役作りのために挑戦した大幅な減量についてインスタグラムで明かした。

▼デヴィッド・ハーバーのインスタグラム（dkharbour）より

80年代の小さな町ホーキンスを舞台に、少年少女が謎の超常現象に立ち向かうNetflixの大ヒットドラマシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」。最新のシーズン4は5月27日にVol.1、7月1日にVol.2の配信が開始され、Netflixで最も視聴された英語番組となった。

デヴィッド演じる警察署長のホッパーは、シーズン4ではロシアの刑務所に収容され、過酷な肉体労働を強制されてしまう。ふくよかな“お父さん体型”が別人のようにスリムになった姿が話題となった。

▼「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン4の予告編

シーズン4が全話配信されてから約3週間が経ち、デヴィッドは体のビフォーアフターの写真やシーズン4の舞台裏ショットをインスタグラムでシェアし、「多くの人からシーズン3からシーズン4にかけてのホッパーの肉体変化について質問があった」と投稿。今回の劇的な減量は「トレーナーのデヴィッド・ヒギンズと一緒に約8か月かけて行った」ようで、「75ポンド（約34キロ）以上減量した。シーズン3の時の体重は265ポンドから270ポンド（約120キロから約122キロ）くらいだったけど、シーズン4の撮影の時には190ポンド（約84キロ）まで落ちた」と明かした。

▼デヴィッド・ハーバーのインスタグラム（dkharbour）より

激しいダイエットに励んだデヴィッドだったが、新作クリスマス映画『Violent Night（原題）』でサンタクロース役を演じるために「もう一度太った」という。「この体重の増減は体にとってよくないので、すぐにやめなければいけない。でも、自分の見た目が異なるバージョンでしばらく過ごすのは、この仕事のとても面白いところだ」と締めくくっている。

英誌「GQ」によると、デヴィッドは断続的なファスティング（断食）とピラティスによって減量に成功。インタビューで「もう二度とそんなことはしないと思う」と語っている。

現在47歳のデヴィッドは、これまでに『誘拐の掟』（2014）、『イコライザー』（2014）、『ブラック・スキャンダル』（2015）などに出演し、2016年にNetflixにて配信された「ストレンジャー・シングス 未知の世界」でブレイク。最近は『ヘルボーイ』（2019）、『タイラー・レイク －命の奪還－』（2020）、『ブラック・ウィドウ』（2021）などの話題作に出演している。私生活では、2020年9月にイギリス人シンガーのリリー・アレンと結婚した。

新作映画『Violent Night』は、2022年12月2日に米国公開。アンソニー・マッキーと共演するNetflixの映画『We Have a Ghost（原題）』のリリースも控えている。