女子中高生に大人気の小説アプリ「野いちご」で“切ない小説ランキング”第1位を獲得するなど、2012年に書籍化され、現在発行部数16万部を記録する同名人気小説を、福本莉子、松田元太(Travis Japan/ジャニーズJr.)のダブル主演で実写映画化する『君が落とした青空』が、2022年2月18日より公開される。このほど、本作の予告編とポスタービジュアルがお披露目となった。
本作は、感動のラストが待ち受ける、号泣タイムリープ・ラブストーリー。“付き合っているのに”、だんだんと修弥が何を考えているのかわからなくなっていた実結。どこか気まずい空気が続いていたある日、彼が目の前で交通事故に遭ってしまう。しかし目が覚めると同じ日の朝に戻っていて…。修弥を救おうと必死に同じ日を繰り返す中で、彼女だけが知った事実とは?
予告編は、主人公・実結(福本莉子)と修弥(松田元太)が初めて出会う中学生時代のシーンから始まる。天気雨が降っていたある日、実結に一目惚れしたという修弥。その後付き合うことになり、二人は高校生に。しかし、付き合って2年が経っているのに、交際は順調とは言い切れない様子。佑人(板垣瑞生)にも「お前ら付き合ってるんだろ?」と心配され、毎月約束していた映画デートも理由を説明することなく途中で帰ってしまうような修弥が何を考えているのか掴めず、実結は不安を感じていた。そんなある日、修弥は実結を庇い彼女の目の前で交通事故に遭ってしまう。しかし次の瞬間、何事もなかったかのように自分の部屋で目を覚ます実結。時計が指した時刻は朝の7時。彼女は違和感を覚えながらも、事故が起きた日と同じシチュエーションが続いていくことで、その日の朝に戻っていることに気が付き、修弥を救おうと必死に奔走する。
映像では、実結がタイムリープを繰り返すことで訪れる変化も描かれる。修弥に好意を抱き、二人の関係が校内でも噂になっていたトモカ(横田真悠)は、実結に対して嫉妬心をあらわに。また、密かに実結に想いを寄せていた佑人は、彼女を強引に抱き寄せ、気持ちを打ち明けるなど、それぞれの想いが交錯する様子も垣間見える。さらに、親友・佐喜子(莉子)の「これは絶対に秘密って言われてたんだけどね…」という意味深な告白も。最後には、「何度繰り返しても、運命は変えられないかもしれない。それでも、私は修弥を助けたい」という実結の台詞とともに、修弥の姿が鮮やかに映し出されていく。果たして実結は修弥を救うことができるのか?そして、不器用な修弥が実結にだけ隠していた秘密とは…?本映像では、まふまふが歌う主題歌「栞」も初披露。タイムリープという記憶に残る瞬間を「栞」に例えて書き下ろした疾走感溢れる爽やかな楽曲が、映画の締めくくりを彩る。
ポスタービジュアルは、タイトルのとおり青空が広がり、中央で背中を合わせることで“目線が交わらない”実結と修弥の姿が印象的。「同じ日を繰り返して、もっと君を好きになる」というコピーが、修弥を救おうと何度もタイムリープを行うことで起こる変化を感じさせ、切なさを掻き立てる。
『君が落とした青空』
2022年2月18日より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
監督:Yuki Saito
原作:櫻いいよ「君が落とした青空」
脚本:鹿目けい子
主題歌:まふまふ「栞」
出演:福本莉子 松田元太(Travis Japan/ジャニーズJr.) 板垣瑞生 横田真悠 莉子 矢柴俊博 松本若菜
配給:ハピネットファントム・スタジオ
【ストーリー】 付き合いはじめて2年経つ高校生の実結(福本莉子)と修弥(松田元太)。“毎月1日は何があっても必ず一緒に映画を観に行く”という約束通り、その日も映画館デートへ向かう2人だったが、修弥は急用を理由に突然キャンセルしてしまう。最近何かを隠しているような雰囲気だった修弥に、どこか不安を感じていた実結。気まずい空気の中、「もう一度話したい」と連絡してきた彼と会うため、待ち合わせ場所に向かうが、目の前で修弥が交通事故に遭う。実結は突然の事故にパニックになるが、目が覚めると事故当日の朝に戻っていた。“修弥を助け出す”と心に決めた実結だったが、何度も「同じ日」を繰り返す中で、彼が隠していた事実を知る。果たして、実結は修弥を助けることができるのか?
©2022映画『君が落とした青空』製作委員会