『ミッドサマー』で主演を務め、マーベル映画『ブラック・ウィドウ』の公開が控えるフローレンス・ピューが、新型コロナウイルスのパンデミック下で家族に会えない気持ちをインスタグラムにつづった。
▲母デボラ(左)、フローレンス・ピュー(右)
フローレンス・ピューのインスタグラム(florencepugh)より
フローレンスは、母デボラと森でハイキングしている思い出の2ショットを公開。「今日はママが恋しい」と、コロナの影響で家族としばらく会っていないことを明かし、「たくさんの人が私のような状況にいるとわかってる。だから、家族のそばにいられなくてつらいということは、多くの人の共感を呼ぶと思う」と投稿した。
イギリス・オックスフォードで生まれ育ったフローレンスは、現在、アメリカで新作映画『ドント・ウォーリー・ダーリン』(原題)の撮影に取り組んでいる。欧米ではワクチン接種が進んでいる中、「家族にハグをしないで出てきてしまってかなり長い時間が経つけど、もうすぐ全てが終わるかもしれないとわかると、こうした日々もずっと過ごしやすくなる」とコメント。
「ママとパパの叱る声や小言が聞こえない日はないよ。この奇妙な1年の間、両親の助けを必要としている状況で、私はいつも彼らの声を無意識のうちに頭の中でループさせて笑っていると気づいた」とつづり、寂しさを吐露した。
この投稿には、コロナ禍で親を亡くしたという複数のファンからコメントが寄せられ、フローレンスは「お悔やみ申し上げます」「私のページでシェアしてくれてありがとう」とメッセージを送って反応している。
現在25歳のフローレンスには、ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」などに出演した俳優&ミュージシャンで28歳の兄トビー・セバスチャンがいる。私生活では、2019年4月頃から俳優&映画監督で45歳のザック・ブラフと交際中で、年の差カップルとして注目を集めている。
フローレンスは、2014年に『The Falling』(原題)で映画デビュー。『レディ・マクベス』(2016)で初主演を務め、その後、Netflixオリジナル映画『アウトロー・キング 〜スコットランドの英雄〜』(2018)、アリ・アスター監督のスリラー『ミッドサマー』(2019)などの話題作に出演。グレタ・ガーウィグ監督の『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(2019)では、4姉妹の末っ子エイミー役を演じ、アカデミー賞助演女優賞にノミネートされた。
待機作は、4月29日公開予定のスカーレット・ヨハンソン主演のマーベル映画『ブラック・ウィドウ』。このほか、オリヴィア・ワイルドが監督を務め、ハリー・スタイルズ、クリス・パインらと共演する心理スリラー『ドント・ウォーリー・ダーリン』などに出演予定だ。