ドウェイン・ジョンソン、息子を救い溺死した元WWEレスラーのシャド・ガスパードへ追悼メッセージ

『ワイルド・スピード』シリーズなどに出演したザ・ロックことドウェイン・ジョンソンが、39歳の若さで死去した米プロレス団体WWEの元プロレスラー、シャド・ガスパードを追悼するメッセージを自身のインスタグラムに投稿した。

▲シャド・ガスパード(左)、ドウェイン・ジョンソン(右)
ドウェイン・ジョンソンのインスタグラム(therock)より

シャドは、5月17日(現地時間)、米カリフォルニア州のベニスビーチで10歳の息子と海水浴をしていたところ、高波にさらわれて行方不明になり、20日に遺体で発見された。

俳優業に進出する以前、プロレスラーとしてWWEで活躍していたドウェインは、シャドの訃報を受け、スーツに身を包んだ2人が固い握手を交わしている思い出の写真を投稿。

ドウェインは、「シャド・ガスパードの妻と息子、そして家族に、心からお悔やみを申し上げます。シャドは海で溺れて亡くなったが、救助員に10歳の息子を先に救うよう指示した後だった。これは父の愛だった」とつづり、亡くなったシャドへ「あなたのスピリットは息子を通して生き続けます」と哀悼のメッセージを発信している。

ザ・ロックのリングネームを持つ元プロレスラーのドウェインは、『ハムナプトラ2/黄金のピラミッド』(2001)でゲスト出演した後、『スコーピオン・キング』で初の主演を務めた。ピーター・シーガル監督の『ゲット スマート』(2008)ではメインキャストであるエージェント役で、スティーヴ・カレルやアン・ハサウェイと共演し、主演映画『ウィッチマウンテン/地図から消された山』(2009)では、北米公開週の興行成績が1位に。その後、『ワイルド・スピード MEGA MAX』(2011)のルーク・ホブス役で登場し、以降のシリーズにも同役で出演。ディズニー映画 『モアナと伝説の海』(2016)では主要人物のマウイを演じ、声優デビューも果たした。

そのほかの出演作は、『ランダウン ロッキング・ザ・アマゾン』(2003)、『ゲーム・プラン』(2007)、『センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島』(2012)、『ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金』(2013)、『ワイルド・スピード EURO MISSION』(2013)、『ワイルド・スピード SKY MISSION』(2015)、『カリフォルニア・ダウン』(2015)、『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』(2017)、『ワイルド・スピード ICE BREAK』(2017)、『ランペイジ 巨獣大乱闘』(2018)、『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』(2019)、『ジュマンジ/ネクスト・レベル』(2019)など。今後は、製作と主演を兼ねた『ジャングル・クルーズ』(2021)が公開予定。