ドウェイン・ジョンソン「感情的になって男泣きをした」米大統領選挙の結果に喜びの涙

『ワイルド・スピード』シリーズなどに出演したザ・ロックことドウェイン・ジョンソンが、米大統領選挙において民主党のジョー・バイデン前副大統領が当選を確実にしたこと受け、涙を流したことをインスタグラムで明かした。

▲ドウェイン・ジョンソンのインスタグラム(therock)より

民主党の支持を表明していたドウェインは、トレーニングルームで撮影した動画を公開し、勝利を確実にした民主党の大統領候補であるジョー・バイデン前副大統領と、史上初の女性副大統領となる見通しとなったカマラ・ハリス上院議員を祝福。「昨日、ニュースが流れた時にこのビデオを撮りたかったんだけど、少し感情的になってしまって…男泣きをしたよ。1回か2回か、10回ほど泣いたかもしれない」と、大統領選の結果を受けて感極まったことを伝えた。

「僕が感情的になった理由は、自分の投票が選挙に反映されていると感じたから」と明かしたドウェインは、今回の選挙で妻のローレン・ハシアンと共に、4歳の長女ジャスミンちゃんと2歳の次女ティアナちゃんについて話し合っていたとのこと。「僕の投票は小さな娘たちを代表していて、人間性と品位を示している。これは娘たちに教える価値観と信条であり、この投票は僕自身にとっても、善良でまともな人間でいることの大切さを表している」と続けた。

動画に付けられたキャプションには、「この勝利はとても気分がいいけど、これからが重要だ。なぜなら、国全体が分断しているから」とつづり、「意見が違ったり、他の誰かに投票したという理由で、そうした人々を僕は見放したりしない」とコメント。最後に、自身が手がけるテキーラブランド「テレマナ・テキーラ」で乾杯して動画を締めくくった。

▲ドウェイン・ジョンソンのインスタグラム(therock)より

多くのセレブが民主党の勝利に喜びの声を上げており、今回涙したのはドウェインだけではない。人気シンガーのレディー・ガガやデミ・ロヴァートらも喜びの涙を流している姿をインスタグラムで垣間見せている。

ザ・ロックのリングネームを持つ元プロレスラーのドウェインは、『ハムナプトラ2/黄金のピラミッド』(2001)でゲスト出演した後、『スコーピオン・キング』で初主演。『ゲット スマート』(2008)などに出演後、『ワイルド・スピード MEGA MAX』(2011)にルーク・ホブス役で登場し、以降のシリーズにも同役で出演。ディズニー映画 『モアナと伝説の海』(2016)では主要人物のマウイを演じ、声優デビューも果たした。以降も『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』(2017)などの大ヒット作に出演している。

そのほかの出演作は、『センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島』(2012)、『ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金』(2013)、『ワイルド・スピード EURO MISSION』(2013)、『ワイルド・スピード SKY MISSION』(2015)、『カリフォルニア・ダウン』(2015)、『ワイルド・スピード ICE BREAK』(2017)、『ランペイジ 巨獣大乱闘』(2018)、『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』(2019)、『ジュマンジ/ネクスト・レベル』(2019)など。待機作には、2021年公開予定の『ジャングル・クルーズ』、ライアン・レイノルズ、ガル・ガドット共演の『レッド・ノーティス』(原題)、DC映画『ブラックアダム』(原題)などがある。