読むな危険!絶対に開いてはいけない恐怖の本の呪い『スケアリーストーリーズ 怖い本』予告編&本ポスタービジュアル

『シェイプ・オブ・ウォーター』が第90回アカデミー賞で作品賞はじめ計4部門を受賞し、2019年にはハリウッドの殿堂入りも果たしたギレルモ・デル・トロが、オスカー受賞後に初めて企画・製作を務め、ストーリー原案を担当した『スケアリーストーリーズ 怖い本』が、2月28日より公開される。このほど、本作の予告編と本ポスタービジュアルがお披露目となった。

累計700万部もの売り上げを誇りながらも、全米の子供たちにトラウマを与えたというレッテルを張られ、全米の図書館に置くことが禁じられたいわくつきの児童書シリーズ「スケアリーストーリーズ 怖い本」を基にした本作。ハロウィンの夜、幽霊屋敷に忍び込んだ高校生ステラたちは一冊の本を見つける。そこには美しい手書きの文字で書かれた物語が。しかしそれは絶対に持ち帰ってはいけない、読んではいけない危険な一冊だった。毎夜、“怖い本”が血のような文字で綴るのは、ステラたちが主人公の物語。名前を書かれた者には“一番怖いこと”が現実となって襲い掛かる。

予告編には、“怖い本”の物語の主人公となってしまったステラたちが、逃げ込んだベッドの下、不気味な洋館の中、夜の畑、学校などで究極の恐怖に囚われるシーンが映し出される。本を焼き、引き裂こうとも物語は止まらない。逃げても逃げても、成す術のない恐怖の前に、「何かを呼び覚ましてしまった」とおののくステラたち。ラストでは、赤い光が点滅する廊下に現れた、ギレルモ・デル・トロのこだわりが詰まった黒髪の白く丸いフォルムの“何か”が迫り来る。気味の悪い笑い声と画面いっぱいに映る青白い顔面が、観る者すべての脳裏に焼きつく。

本ポスタービジュアルでは、闇の中から伸びる異様に長く青白い腕が印象的。腕の付け根は闇に溶け込み、この世のものとは思えない雰囲気を醸し出している。まるで“あなたが次の主人公”とでも言っているかのように少女を真っすぐに指さす薄気味悪い手と、床に置いてある半開きの“怖い本”。恐怖におびえ後ずさる彼女の目には何が映っているのか?

『スケアリーストーリーズ 怖い本』
2月28日(金)より新宿バルト9ほか全国公開
監督:アンドレ・ウーヴレダル
原作:アルビン・シュワルツ「スケアリーストーリーズ 怖い本」シリーズ
ストーリー原案・製作:ギレルモ・デル・トロ
出演:ゾーイ・コレッティ マイケル・ガーザ ガブリエル・ラッシュ オースティン・エイブラムズ ディーン・ノリス ギル・ベローズ ロレイン・トゥーサント
配給:クロックワークス

【ストーリー】 ハロウィンの夜、町外れの幽霊屋敷に忍び込んだステラたちは一冊の本を見つける。そこには噂に聞いた怖い話の数々が綴られていた。持ち帰った次の日からひとり、またひとりと仲間たちは消えていく。そして、その“怖い本”には毎夜ひとりでに新たな物語が書かれていくのだ。主人公は消えた仲間たち。彼らが“いちばん怖い”と思うものに襲われる物語がそこにあった。次の主人公は誰なのか?彼らはどこへ消えたのか?“怖い本”の呪いからはだれひとり逃げられない。

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