「週刊モーニング」にて連載中で、「大奥」や「西洋骨董洋菓子店」など代表作を多数持つ漫画家・よしながふみによる、累計発行部数500万部(電子版含む)突破の人気作品を、西島秀俊と内野聖陽のダブル主演で実写化するドラマ「きのう何食べた?」が、4月5日よりテレビ東京系列にて放送される。このほど、追加キャストとして、田中美佐子、矢柴俊博、真凛、高泉淳子、チャンカワイ、中村ゆりかが出演することが発表された。
本作では、2LDKのアパートで同居する、料理上手で几帳面な倹約家の弁護士・筧史朗(通称・シロさん)と、その恋人で人当たりの良い美容師・矢吹賢二(通称・ケンジ)の毎日の食卓を通して、ほろ苦くてあたたかな二人の日々をリアルに描き出す。ストーリーと同時に毎回披露される料理は、味はもちろんのこと、実用的なレシピばかりだ。
弁護士・筧史朗役には西島秀俊。美容師・矢吹賢二役を内野聖陽が演じる。
新たなキャストとして、史朗(西島秀俊)の料理仲間となる主婦・富永佳代子役には、「獣になれない私たち」での夫の介護に悩む母親役も記憶に新しい、ドラマ・映画界に欠かせない女優・田中美佐子。佳代子の夫・富永役には、連続テレビ小説「まんぷく」、「グッドワイフ」や映画『翔んで埼玉』など話題作への出演が続く名バイプレーヤー・矢柴俊博。佳代子の娘役・ミチル役には、「初めて恋をした日に読む話」のキャバ嬢役の印象も強烈な注目の女優・真凛。さらに、史朗の勤める弁護士事務所の所長・上町美江役には、伝説の劇団「遊◎機械/全自動シアター」の結成メンバーとして活躍し、劇団解散後も多くの舞台作品の演出、出演を手がける高泉淳子。美江の息子で事務所の若先生・修役には、「惚れてまうやろーっ!!」の決め台詞でお馴染みの人気お笑いコンビ・Wエンジンのチャンカワイ。弁護士事務所の事務担当・小山志乃役には、『ラーメン食いてぇ!』(主演)、『映画賭ケグルイ』、『LAPSE』など出演映画の公開が相次ぐ若手女優・中村ゆりかと実力派キャストが集結した。
「きのう何食べた?」
4月5日(金)より、テレビ東京系列にて放送
毎週金曜 深夜0時12分~放送 ※テレビ大阪は翌週月曜深夜0時12分~放送
監督:中江和仁 野尻克己 片桐健滋
原作:よしながふみ「きのう何食べた?」(講談社「モーニング」連載中)
脚本:安達奈緒子
オープニングテーマ:OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND「帰り道」
エンディングテーマ:フレンズ「iをyou」
出演:西島秀俊 内野聖陽 田中美佐子 高泉淳子 矢柴俊博 チャンカワイ 真凛 中村ゆりか
【ストーリー】 筧史朗(西島秀俊)は街の小さな法律事務所で働く雇われ弁護士。史朗の日課は、定時に事務所を出た後に近所の安売りスーパーへ向かうこと。お買い得な食材をすばやく吟味しながら、頭の中で瞬時に夕食の献立を組み立てていく。月の食費を2万5千円以内に抑えるのが史朗にとっての重要課題なのだ。帰宅した史朗は早速夕食づくりに取りかかり、三品のおかずと炊き込みご飯、味噌汁を手早く仕上げる。そしてちょうど夕食の支度が調った頃、帰宅してくるのが同居する美容師の矢吹賢二(内野聖陽)だ。二人は“シロさん”“ケンジ”と呼び合う恋人同士。二人で食卓を挟みながら取る夕食の時間は、日々の出来事や想いを語り合う大切なひととき。ある日、連れ立って歩いていた二人は賢二の美容室の常連女性客・千石さんと出会う。千石さんは史朗を見るなり「この人が例の彼氏さん?弁護士で女役っていう…?」。それを聞いた史朗の顔色がサッと変わった。周りから偏見を持たれることが嫌な史朗は、自分の素性を職場に公表していなかったが、賢二は職場どころかお客さんにまで話していたのだ。これは…今夜の食卓は波乱の予感?シロさんとケンジのほろ苦くもあたたかい毎日と、日々の食卓を描いた物語の始まりです!
©「きのう何食べた?」製作委員会 ©よしながふみ/講談社