フレディ・マーキュリー役のラミ・マレックら4人のキャストが「クイーンになるまで」メイキング映像『ボヘミアン・ラプソディ』

“世界で最も売れたアーティスト”に名を連ね、ロックの殿堂入りを果たした伝説のロックバンド「クイーン」のリード・ボーカルで、1991年にこの世を去った史上最高のエンターテイナー、フレディ・マーキュリーの姿を描く『ボヘミアン・ラプソディ』が、11月9日より公開となる。このほど、主演のラミ・マレックらクイーンを演じた4人のキャストの奮闘がわかる「クイーンになるまで」のメイキング映像がお披露目となった。

メイキング映像では、フレディ・マーキュリーを演じたラミ・マレックは「クイーンになりきるつもりで挑んだ」、ブライアン・メイを演じたグウィリム・リーは「スケールだけでなく、バンド内の絆まで表現しなければと思った」と熱を込めて語る。そしてジョン・ディーコンを演じたジョー・マッゼロは「全員が死に物狂いで楽器を習得した。弾いているフリをしてもすぐにバレる。ごまかしは効かない」と真剣な表情で当時の様子を語った。

楽器の演奏方法については、クイーンのメンバーであるブライアン・メイとロジャー・テイラーも協力したようで、グウィリム・リーは「リードギターはお遊び程度のギターとは別次元のスキルだった。ブライアンが教えてくれたんだ」と語り、ブライアン・メイも「熱心に練習していた。映像を見たら本当に自分に見えた」と称賛。さらにはロジャー・テイラーを演じたベン・ハーディは名ドラマーを演じた苦労を明かし、ロジャー・テイラー本人が「習得は難しいから、らしく見えるコツを教えた」と冗談ぽく語ると、すかさずブライアンが「難しいの?」とツッコミを入れる一幕も。フレディ役のラミ・マレックは「“無理だ”と思う瞬間もあった。でも最終的に僕らはやってのけた」と本作への自信をのぞかせる。またブライアン・メイも「クイーン役の4人は見事だ。完全に僕たち(クイーン)だった。鳥肌ものだったよ」とキャスト陣の演技に最大級の賛辞を惜しまなかった。

本作は、現地時間10月24日に、クイーンの聖地イギリスの1,250館で封切られ、週末3日間で興行収入1,222万ドル(13.9億円)を記録した。さらに本作を引っ提げて、主演のラミ・マレックをはじめ、グウィリム・リー、ベン・ハーディ、ジョー・マッゼロらクイーンを演じた4人の来日が決定。11月に開催されるジャパンプレミアにも登場する予定だ。

『ボヘミアン・ラプソディ』
11月9日(金)全国ロードショー
監督:ブライアン・シンガー
製作:グレアム・キング ジム・ビーチ
音楽総指揮:ブライアン・メイ ロジャー・テイラー
出演:ラミ・マレック ジョセフ・マッゼロ ベン・ハーディ グウィリム・リー ルーシー・ボイントン マイク・マイヤーズ アレン・リーチ
配給:20世紀フォックス映画

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