映画『ボヘミアン・ラプソディ』 × 大阪桐蔭高校吹奏楽部 クイーンの名曲を演奏したコラボ特別映像

“世界で最も売れたアーティスト”に名を連ね、ロックの殿堂入りを果たした伝説のロックバンド「クイーン」のリード・ボーカルで、1991年にこの世を去った史上最高のエンターテイナー、フレディ・マーキュリーの姿を描く『ボヘミアン・ラプソディ』が、11月9日より公開となる。このほど、全国でも屈指の名門校であり、今年の第100回全国高等学校野球選手権記念大会優勝校である大阪桐蔭高等学校吹奏楽部とのコラボ特別映像がお披露目となった。

この夏、第100回全国高等学校野球選手権記念大会で大きな話題となり、10月25日に開催されるドラフト会議でも注目を集めている大阪桐蔭高等学校。同大会では、応援歌としておなじみである、クイーンの「ウィ・ウィル・ロック・ユー」を決勝戦までスタンドで演奏し続けた。

特別映像では、「ウィ・ウィル・ロック・ユー」のほか、クイーンの名曲である「伝説のチャンピオン」、「ボヘミアン・ラプソディ」を演奏。生徒たちが帰宅し始める教室の中で、一人の生徒がリズムを見つけるところから始まり、やがて学校全体にリズムが広がっていく。最後に飾る「ボヘミアン・ラプソディ」は、100名を超える大阪桐蔭高等学校吹奏楽部による“Toinサウンド”の集大成で、このシーンの撮影について、部員を率いている総監督の梅田隆司先生も「アリーナでの撮影は力が入っていました」と自信を見せている。今回の企画について、梅田総監督は「世界のクイーンの紹介をお手伝いできることは光栄です!校長先生、教頭先生もクイーン世代なので楽しみにしていました!」とコメントし、初のハリウッド映画とのコラボを快諾した。

大阪桐蔭高等学校が応援歌として「ウィ・ウィル・ロック・ユー」を演奏することになったのは、創部2年目の2006年からで、当時2年生で硬式野球部だった中田翔(現・北海道日本ハムファイターズ)の応援歌に演奏したことがきっかけ。翌年から代々の最強打者メンバーの曲として演奏されてきたという。そして、フレディさながらの王冠とマント姿を披露したのが、3年生の寺尾李樹くん。普段はトランペットを担当しているなか、大抜擢されたことについて「選んでいただき、嬉しかったです」とコメントを寄せた。

大阪桐蔭高等学校吹奏楽部は、2月17日に大阪フェスティバルホールでの第14回定期演奏会(2回公演)を控えており、梅田総監督は「プログラムに是非、クイーンのメドレーを入れて演奏したいと思います!」と意気込みを語っている。

『ボヘミアン・ラプソディ』
11月9日(金)全国ロードショー
監督:ブライアン・シンガー
製作:グレアム・キング ジム・ビーチ
音楽総指揮:ブライアン・メイ ロジャー・テイラー
出演:ラミ・マレック ジョセフ・マッゼロ ベン・ハーディ グウィリム・リー ルーシー・ボイントン マイク・マイヤーズ アレン・リーチ
配給:20世紀フォックス映画

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