布袋寅泰、ラミ・マレック、ブライアン・メイ、ロジャー・テイラーらが登場!『ボヘミアン・ラプソディ』ワールドプレミア レポート

“世界で最も売れたアーティスト”に名を連ね、ロックの殿堂入りを果たした伝説のロックバンド「クイーン」のリード・ボーカルで、1991年にこの世を去った史上最高のエンターテイナー、フレディ・マーキュリーの姿を描く『ボヘミアン・ラプソディ』が、11月9日より公開となる。このほど、現地時間10月23日に英ロンドンのウェンブリー・アリーナにてワールドプレミアが開催され、ラミ・マレック ジョセフ・マッゼロ ベン・ハーディ グウィリム・リー、ルーシー・ボイントンらキャスト、製作のグラハム・キング、ジム・ビーチらスタッフ、音楽総指揮のブライアン・メイ(クイーン/ギター)、ロジャー・テイラー(クイーン/ドラム)、日本人ゲストとして布袋寅泰が登場した。

伝説のロックバンド“クイーン”の知られざる物語をドラマチックに描いた本作のワールドプレミアが、20世紀最大の音楽イベント“ライヴ・エイド”が開催された会場“ウエンブリー・スタジアム”に隣接するウェンブリー・アリーナにて盛大に行われた。プレミア会場の広場前には本作のスペシャル仕様のパープルカーペットがひかれ、クイーンの名曲の数々に彩られた会場には、クイーンメンバーのブライアン・メイやロジャー・テイラー、ラミ・マレックをはじめとする豪華なスターたちを一目見ようと、熱狂的なファン500人を超える観客が集まった。

17時30分を回るころ、ボーカルのフレディ・マーキュリーを演じたラミ・マレックをはじめ、グウィリム・リー(ブライアン・メイ役)、ベン・ハーディ(ロジャー・テイラー役)、ジョー・マッゼロ(ジョン・ディーコン役)らクイーンを演じた4人、フレディが生涯愛した女性メアリー・オースティン役を演じたルーシー・ボイントン、EMIレコードの社長を演じたマイク・マイヤーズ、そしてスペシャルゲストとして、フレディ・マーキュリーの実妹カシュミラ・バルサラなど豪華キャストが続々とカーペットに登場し始めると一気に華やかな雰囲気に。さらには、本作の音楽総指揮を務め、フレディと共に数々の伝説を作ってきた、クイーンのバンドメンバー、ブライアン・メイ(ギター)とロジャー・テイラー(ドラム)が登場すると、彼らの登場を待ちわびた世界中のファンから大歓声が沸き上がり、同時に世界各国から集まった取材陣は、カーペットに登場したスターに一斉にフラッシュを浴びせかけ、一言でもコメントを取ろうと激しい取材合戦を繰り広げた。

この熱狂ぶりに主演のラミ・マレックは「僕らはやることをやってきたと思うし、ブライアン・メイさんとロジャー・テイラーさんが来て下さったことを考えると、悪い予感はしないですね」と述べ、フレディ・マーキュリーについて「確かに彼はとてもユニークなしぐさの多く、自由な人でしたが、それも彼なりの演出なんだと思います。ただその自由さを表現するのは実に大変なことでしたけどね。フレディには自由でいられることが大切だったんだと思います。そしてこの映画を観た人たちもフレディと同じように、もっと自由で開放された気持ちで色々なチャンスをつかめる気持ちになると思います」と作品への自信をのぞかせていた。

ツアーで何度も日本を訪れたことのあるロジャー・テイラーは「日本のファンは素晴らしかったね。僕たちが日本に初めて行った時からずっととても温かく迎えてくれた。日本人はビジュアル面が好きだし、僕たちとはちょっと相思相愛だったんだね。だからこそ日本で何度もツアーをやってきたんだよ(笑)」と笑顔で語り、ブライアン・メイは「コンニチハ!長年ずっとクイーンのことを信じてくれて、ドウモアリガトウ!君たちのことを愛しているよ。またもうすぐ会えることを願っているよ」と日本語でメッセージをくれた。またクイーンが世界中を魅了する伝説のバンドとなった聖地ウェンブリーでのプレミア開催に、ロジャー・テイラーは「スタジアムでも何度か演奏したことがあるし、アリーナでも何度も演奏してきたんだ。僕たちにとってここは故郷のようなところだよ」と当時を懐かしみ、ブライアン・メイは「スピリチュアルな意味での故郷だから、僕はとても嬉しいんだ。ありがとう」と喜んだ。

そして日本からは、ブライアン・メイと面識があり、世界のロックシーンをけん引するミュージシャンの布袋寅泰が、日本を代表してワールドプレミアに特別招待された。布袋は、「プレミアに参加出来て光栄です。14歳くらいに初めてクイーンの曲を聴いてから、あの独特の世界観に打ちのめされた一人で、またギタリストとしても、非常にブライアン・メイから影響を受けています。フレディ・マーキュリーが亡くなってからかなり時間が経ちましたけど、今なおイギリスのみならず世界中の人に愛されているフレディ・マーキュリーの人柄や才能に触れる大きな機会だと思いますから、映画をじっくり楽しみたいと思います」とコメント。続けて「今日のドレス・コードがRock’n!だったので、ロックな衣装着てきました」と笑顔で語り、クイーンの聖地ウェンブリーついては、「ウェンブリー・アリーナはフレディの追悼コンサートに来ました。イギリスに住んでいると、どこにいってもクイーンの曲が流れていて、クイーンがローリング・ストーンズやビートルズと並んで、イギリスが誇るアーティストだと実感するんです。だから彼らの本拠地で、イギリスの人たちが映画にどういう反応をするのか、楽しみです。そして一緒に大いなる拍手を贈りたいと思います」とこれから始まるプレミア上映に期待感を寄せていた。またカーペット上で、ブライアン・メイとの2年ぶりの再会も果たし、笑顔で挨拶をかわしていた。主演のラミ・マレックらは、その後もパープルカーペットに駆けつけたファンたちと一緒にセルフィーをしたり、サイン攻めにあったりと大忙しだったが、終始笑顔を絶やさずに、たっぷり1時間近くファンサービスをし、カーペットイベントは終了した。

その後アリーナ内にて、世界で最初のお披露目になるファン待望のプレミア上映が始まり、キャストとスタッフも同席し、ブライアン・メイが本作のためにギター演奏をした冒頭の20世紀フォックスファンファーレから場内は大盛り上がり!!上映中もファンたちは、スクリーンに映し出されるフレディ・マーキュリーやクイーンの姿に熱狂し、エンドクレジットが流れ始めた時には、1万人がスタンディング・オベーションで拍手喝采だった。

いち早く映画を観た布袋は「ミュージシャンの視点だと、下積みから成功、仲間の絆などが描かれていて自分と重なりました。これだけ長い間愛されるのは、クイーンの、フレディの音楽に対する情熱、音楽の力だと思います。音楽のパワーは時を超え、影響をもたらした、その当時のオーディエンスのファッション、舞台の小道具など、プロのミュージシャンが観てニンマリするシーンもありました。役者たちの演技は見事でした」と興奮した様子で大絶賛だった。

終映後には、製作のジム・ビーチ、グラハム・キングが登壇し、キャストを紹介。フレディ・マーキュリーを演じたラミ・マレックが代表して、「最高の夜、最高のチーム、最高の作品。そしてバンドメンバーとクイーンに感謝です」と述べると、マイク・マイヤーズがクイーンの2人を呼び込み、会場はより一層の熱気に包まれた。そしてブライアン・メイから「キャストの演技、この映画を誇りに思う」の言葉でプレミアの幕は閉じた。

■『ボヘミアン・ラプソディ』ワールドプレミア 登壇者
キャスト:ラミ・マレック(フレディ・マーキュリー役)、グウィリム・リー(ブライアン・メイ役)、ベン・ハーディ(ロジャー・テイラー役)、ジョー・マッゼロ(ジョン・ディーコン役)、ルーシー・ボイントン(メアリー・オースティン役)、エイダン・キレン(ジョン・リード役)、アレン・リーチ(ポール・プレンター役)、トム・ホランダー(ジム・ビーチ役)、マイク・マイヤーズ(レイ・フォスター役)、アーロン・マカスカー(ジム・ハットン役)
スタッフ:グラハム・キング(製作)、ジム・ビーチ(製作)、アンソニー・マクカーテン(脚本)
スペシャルゲスト:カシュミラ・バルサラ(フレディの実妹)、ジョン・リード(クイーンの70年代のマネージャー)
音楽総指揮:ブライアン・メイ(クイーン/ギター)、ロジャー・テイラー(クイーン/ドラム)
日本人ゲスト:布袋寅泰

『ボヘミアン・ラプソディ』
11月9日(金)全国ロードショー
監督:ブライアン・シンガー
製作:グレアム・キング ジム・ビーチ
音楽総指揮:ブライアン・メイ ロジャー・テイラー
出演:ラミ・マレック ジョセフ・マッゼロ ベン・ハーディ グウィリム・リー ルーシー・ボイントン マイク・マイヤーズ アレン・リーチ
配給:20世紀フォックス映画

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