【電撃!】ジョニー・デップ、契約エージェンシーを移籍!! その理由とは?

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The Hollywood Reporter

ジョニー・デップが1998年以来所属していたエージェンシー、UTAを離れ、ライバルであるCAAに移ることになり、事務所関係者の間に衝撃が走った。The Hollywood Reporterが伝えている。

オスカーに3度ノミネートされ、出演作が世界中で70億ドルの興行収入を上げている世界的スター、ジョニー・デップだが、近作では『トランセンデンス』『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』、そして今年公開の『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』と、立て続けにファンを失望させてきた。また、53歳のデップは最近、女優アンバー・ハードとの離婚騒動でも話題となった。

このような最近のトラブルにもかかわらず、彼は過去15年間で最も金になるスターであり続け、TVドラマの『21ジャンプストリート』でキャリアをスタートさせて以来、多くの観客を虜にした。特にティム・バートンとのコンビ作では性格俳優としての地位を築いた。

長きにわたってデップの主任エージェントだったトレイシー・ジェイコブは、彼が『21ジャンプストリート』に出演する時に契約を結び、25年以上もの間、彼を導き続けてきた。しかし、シリーズ第1作『アリス・イン・ワンダーランド』が世界興収で10億ドルを超えたのに対し、2作目の『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』は、国内で7700万ドル、全世界でも2億9900万ドルにしか達しなかった。これを受け、デップは次の身の振り方を考えなければならなくなったようだ。

CAAに移る前に、デップは『オリエント急行殺人事件』のリメイク版に出演することを決めた。また、1933年の『透明人間』のリメイクと、犯罪ドラマ『Labyrinth』(原題)への出演も発表されている。そして来年にはシリーズ第5作『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』(日本公開は2017年7月1日)のジャック・スパロウで戻ってくる! 今後はマネジメントを彼の妹が、エージェントを彼の弁護士が担う新体制を組むデップ。ここで心機一転となり、また我々を魅了するような作品を生み出してくれることを願うばかりだ。