椎名桔平 主演「連続ドラマW 不発弾 ~ブラックマネーを操る男~」堀部圭亮、三浦貴大ら追加キャスト発表&特報映像第2弾

社会の闇をえぐり出す題材で注目を集める相場英雄の小説「不発弾」を、主演に椎名桔平を迎えてドラマ化した社会派ヒューマンサスペンス「連続ドラマW 不発弾 ~ブラックマネーを操る男~」が、6月10日よりWOWOWにて放送開始となる。このほど、追加キャストが発表され、堀部圭亮、三浦貴大らが出演することが決定した。併せて特報映像第2弾が公開された。

▲(上段左から)堀部圭亮、三浦貴大、入山杏奈、朝夏まなと、デビット伊東 (下段左から)吉沢悠、葛山信吾、山口美也子、渡辺哲、津嘉山正種

本作は、7年間で1500億円の「不適切会計」を発表した大手総合電機メーカー・三田電機産業の裏で暗躍するひとりの男と、彼を取り巻く人々の人間模様を描く。主人公の金融コンサルタント・古賀遼を椎名桔平、古賀を追って不適切会計の真相を暴こうとする警視庁捜査二課管理官・小堀弓子を黒木メイサが演じる。

今回発表された追加キャストは10名。キャリア出身の小堀(黒木メイサ)より年上だが、彼女の右腕的存在の部下である捜査二課巡査部長・今井春彦を演じるのは堀部圭亮。古賀遼(椎名桔平)の高校生時代から20代後半にあたる古賀良樹を三浦貴大、古賀の妹・古賀睦美を入山杏奈が演じる。

さらに、小堀の捜査に協力する証券取引等監視委員会課長・岡田加津美には朝夏まなと。大蔵省からの天下りで、古賀に様々な資産運用を依頼するノアレ食品副社長・熊田章吾にはデビット伊東。外資系ヘルマン証券勤務で、古賀の仕事のパートナーとなる杉本匠には吉沢悠。若い頃から現三田電機相談役の東田(宅麻伸)と親交がある二世の国会議員・芦原恒三には葛山信吾。そして、スナックを経営する古賀の母親・古賀良美を山口美也子、良美の愛人である大牟田信用金庫理事長・荒井勝利を渡辺哲、内外情報通信社という小さな事務所であらゆる情報を握り、小堀に情報提供をする謎の男・相楽優一郎を津嘉山正種が演じる。

特報映像第2弾では、「コールマン」「必要悪」という言葉で表現される古賀の存在と、「不適切会計」の闇に迫る小堀の姿が描かれている。

「連続ドラマW 不発弾 ~ブラックマネーを操る男~」
6月10日(日)よりWOWOWにて放送スタート(全6話)
毎週日曜日 夜10:00 ※第1話無料放送
原作:相場英雄「不発弾」(新潮社刊)
監督:星野和成
脚本:田中眞一
音楽:林ゆうき
出演:椎名桔平 黒木メイサ 宅麻伸 原田知世 奥田瑛二 堀部圭亮 三浦貴大 入山杏奈 朝夏まなと デビット伊東 吉沢悠 葛山信吾 山口美也子 渡辺哲 津嘉山正種

【ストーリー】 1500億円もの「不適切会計」が露呈した大手電機メーカー・三田電機産業の記者会見。狼狽する社長を裏で操るひとりの男がいた―金融コンサルタント・古賀遼(椎名桔平)。捜査二課の管理官・小堀弓子は、この「不適切会計」は「粉飾」であり、上場廃止にならないことに違和感を覚える。そんな中、三田電機の経営監査部長が自殺。直後、古賀は同社相談役・東田章三(宅麻伸)と密会する。小堀はこの自殺に事件性があると疑い始めていた。一方、内縁の妻・村田佐知子(原田知世)に優しい笑みを浮かべる古賀。この男は一体何者なのか?昭和52年―金と男にだらしない母親の下、貧しい炭鉱町で育った古賀。妹を東京に連れ出したい一心で、上司・中野哲臣(奥田瑛二)にノウハウをたたき込まれ、国民証券でのし上がっていくが―。数年後、ある出来事を機に始まった古賀の復讐は、日本経済の深い地層に「不発弾」として仕掛けられていく。