やしろ優、chay、三浦貴大、ムロツヨシら第2弾キャスト発表&クランクアップコメント!矢口史靖監督 × 三吉彩花『ダンスウィズミー』

『ウォーターボーイズ』、『スウィングガールズ』で瑞々しい青春を、また『ハッピーフライト』では航空会社で働く人々をコミカルに描き、大ヒットを記録した矢口史靖監督の最新作『ダンスウィズミー』が、2019年夏に公開される。このほど、新キャストとして、やしろ優、chay、三浦貴大、ムロツヨシ、宝田明らが出演することが発表された。併せて、10月上旬にクランクアップしたことを受け、出演者たちによるコメントも寄せられた。

矢口史靖監督が、「ミュージカルなんか全然したくないのにすることになってしまった女の子の話」を思いつき、生まれた本作。主演を務めるのは、2017年までSeventeen誌のトップモデルとして絶大な人気を誇り、“女子高生のカリスマ”とも呼ばれる三吉彩花。歌とダンスが出来る約500人の応募者の中から選ばれた彼女が、鈴木静香役としてミュージカルシーンすべての歌とダンスを吹き替えなしで挑戦している。

新たなキャストとして発表されたのは、催眠術師のサクラとして舞台上で催眠術に掛かったフリをする斎藤千絵役に、お笑い芸人や女優としてマルチな活躍を見せるやしろ優。静香と千絵が新潟で偶然出会う謎のストリートミュージシャン・山本洋子役に、本作で女優デビューを飾るchay。静香と同じ総合商社で働き、女性の憧れの存在である先輩エリート社員・村上涼介役に三浦貴大。マーチン上田の捜索をお願いする興信所の調査員・渡辺義雄役にムロツヨシ。そして静香に「音楽を聴くと、歌わずに、踊らずにはいられない」催眠術をかける催眠術師・マーチン上田役を、映画界のレジェンド、宝田明。若手からベテランまで日本映画界で活躍する豪華で個性豊かな出演陣が矢口監督の元に集結した。

キャスト コメント

■三吉彩花(鈴木静香役)
歌とダンスとお芝居の3つをこなす事が大変でしたけど、すごく充実した時間を過ごし、成長させてもらいました。矢口組の現場は誰も怒る人がいなかったですし、楽しい雰囲気で、それは矢口監督の優しい人柄かと思います。携わることが出来て本当によかったです。

■やしろ優(斎藤千絵役)
「この役の雰囲気、やしろに似てるからオーディション行っておいで!」という、マネージャさんのこの一言で始まりオーディションを受けました。矢口監督は最初からとても優しくて、緊張してるはずなのにすごく笑顔になれました。合格!と連絡が来た時は、また矢口監督にお会い出来る事がまず嬉しかったです。しかし初めての大役としての出演、「これはドッキリではなかろうか…」と思ったので、しばらくは親にも報告しなかったです(笑)今回の役は本当にステキで誇りを持てる役なので、まさに夢のようでした。

■chay(山本洋子役)
演技未経験のまま飛び込んで最初はどうなることかと思っていました。更に、今回の山本洋子役はかなり強烈なキャラだったので、「大丈夫かな…」と不安だったのですが、始まってみたらあっという間で、とにかく毎日が楽しかったです。矢口監督はとても穏やかな方で、でも的確な一言で誘導してくださり、楽しく演じることが出来ました。三吉さんは女優・モデル、やしろさんはお笑い芸人、私は歌手と、接点もなく異色の3人でしたが、初日から仲良くなることができて、ご飯に行ったり、⼀緒に遊びに行ったり大切な仲間ができました。

■三浦貴大(村上涼介役)
ここまで最初から最後までハッピーな映画はないと思います。芝居をしていて新鮮で楽しいばかりの現場でした。矢口監督は普段多くの事をおっしゃる方ではありませんが、部分的に端的に伝えて頂けるので、演じる上での不安な部分を払拭してくださり大変有難かったです。幸せな気分になれる作品だと思います。音楽のチカラもあり、より幅広い人に楽しめる作品になっていると思います。

■ムロツヨシ(渡辺義雄役)
最後のカットを撮影したあと、「もう少し矢口組にいたいな」というのが率直な感想でした。緊張感はありつつも、安心感もあるし、やりにくいわけではないし、すごく楽にできるわけでもない、というほどよい感じでピリピリではない、いい緊張感が漂っていました。三吉さんという若い女優さんの主演ということで、しっかり支えようというスタッフさんであったり、とてもいい空気の撮影現場でした。だからこそ、もう少し矢口組の撮影にどっぷりつかってみたかったです。印象に残っているのは、クランクインの日に早めに着いたので私服で待っていたら、監督に「その服いいですね」と言われ、私服がラストシーンで衣装に採用されました。自分で選んだ服で映画に出演するのが初めてで“私服デビュー”だったので、とても印象深いです(笑)

■宝田明(マーチン上田役)
17年前に『ウォーターボーイズ』、その3年後に『スウィングガールズ』を観て、ストーリーの新鮮な展開や、見事な牽引力で観客が楽しめる作品を作り上げた腕の確かさに感服した。今回、私に白羽の矢を立ててくれた矢口監督は音楽のシーンでは綿密に練りあげられた絵コンテをキャストスタッフに配布し、撮影がスムーズに運ぶ。つまり監督の頭の中には既に編集された映像が完成されており、それはまるで成瀬巳喜男監督や、小津安二郎監督を思わせる鬼才と云えよう。

『ダンスウィズミー』
2019年夏、全国ロードショー
監督・原作・脚本:矢口史靖
出演:三吉彩花 やしろ優 chay 三浦貴大 ムロツヨシ 宝田明
企画・製作プロダクション:アルタミラピクチャーズ
配給:ワーナー・ブラザース映画

【ストーリー】 一流商社のOL・鈴木静香は、催眠術である日突然、音楽を聴くと、いつでもどこでも、歌わずに、踊らずにいられないカラダに!携帯の着信音、駅のホーム音、テレビや街中で流れるどんな音楽でも、自分の意志に反して勝手に歌って踊りだしてしまう…!術を解いてもらうため、催眠術師のもとへ向かうが、そこはもぬけの殻だった―。仕事もお金も失いながら、催眠術師を探して日本中を駆け巡る。果たして静香は元の身体に戻れるのか―?歌い、踊り続ける中で彼女が最後に見つけた大事なものとは―。2019年、最高にハッピーな日本発のミュージカルコメディが誕生!あなたも魔法にかかる!