阪本一樹 × 須賀健太 青春ロードムービー『サイモン&タダタカシ』予告編&ポスタービジュアル

小田学監督の長編デビュー作となる青春ロードムービー『サイモン&タダタカシ』が、3月24日に公開となる。このほど、本作の予告編とポスタービジュアルがお披露目となった。

本作は、工業高校に通う2人の男子高校生・サイモンとタダタカシの青春ロードムービーで、親友に叶わない恋心を抱えるサイモンの想いに全く気づかない鈍感なタカシが、男ばかりの学生生活に終止符を打つべく、高校最後の夏休みに“運命の女”を探して旅に出る。それぞれ違う想いを抱えながら進む旅路は、流れ星が降った夜に思いもよらない結末へと向かっていく。

親友のタダタカシに叶わない想いを抱えながら、タダの運命の女を探す無謀な旅についていくサイモン。独特の存在感を持ち、持ち前の透明感で複雑なサイモンの心の機微を演じきったのは、第28回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでフォトジェニック賞を受賞し、本作が映画初出演、初主演となる阪本一樹。繊細で内気なサイモンに対し、ロマンチストでどこか抜けている愛されキャラの相棒・タダタカシを、2018年にデビュー20周年を迎え、映画やドラマ、舞台とマルチに活躍する須賀健太がエネルギッシュかつコミカルに熱演した。

公開された予告編では、サイモンの秘めた想いが切なく描かれる一方、ぽっちゃりした同級生にあっさり振られるタダタカシが、運命の女・マイコに会いに行くことを決意するところが描かれている。“好きな人の好きな人を探しに行く”切ないはずの旅路は、誰にも予想できない珍道中の幕開けだった。実写だけではなく、アニメーションやジオラマ撮影、特撮までを取り入れて制作された本作は、多ジャンルを横断するジャンルレス映画となっている。

『サイモン&タダタカシ』キービジュアル

監督の小田学は、2014年に開催された、日本映画界の第一線で活躍する監督たちを世に送り出してきた新人監督の登竜門「第36回PFF(ぴあフィルムフェスティバル)」のコンペティション部門で、528本の応募の中からPFFアワード2014に入選し、革新的でチャレンジングな作品に贈られるジェムストーン賞を受賞した。さらに受賞監督8人のなかから完全オリジナルの脚本で新作の企画を募り、1名のみが権利を獲得できる「PFFスカラシップ」に選出され、本作を製作した。

また、本作の公開を記念して、2月12日に、阪本一樹、須賀健太、小田学監督が登壇する舞台挨拶付き特別先行上映会が行われることが決定した。入場者にはバレンタインデーにちなんだプレゼントも用意される予定だ。

映画『サイモン&タダタカシ』阪本一樹×須賀健太×小田学監督 舞台挨拶付き特別先行上映会情報

日時:2月12日(月・祝)13:40開場/13:50開映
場所:シネ・リーブル池袋
登壇者:阪本一樹、須賀健太、小田学監督(予定)
料金:1,800円均一
オンラインチケット発売開始:1月27日(土)0:00(1月26日(金)24:00)
劇場窓口販売:1月27日(土)劇場オープン時間より販売
※チケット購入についての詳細 ttcg.jp/cinelibre_ikebukuro/topics/event/

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『サイモン&タダタカシ』
3月24日(土) シネ・リーブル池袋ほか全国順次公開
監督・脚本・編集:小田学
出演:阪本一樹 須賀健太 間宮夕貴 井之脇海 田中日奈子 山本圭祐 大島蓉子 菅原大吉
配給:日活

【ストーリー】 工業高校3年生。卒業後は大学に進学するサイモンと、実家の工場を継ぐ親友のタダタカシ。男だらけの生活に焦ったタカシは、サイモンと共に“運命の女”を探すための旅に出る。ギター片手に全力で突き進むタカシに対し、秘めた想いを伝えられないサイモン。夜空に流れ星が降った夜、それぞれの想いを抱えた旅は、予測できない結末へと進みだす。

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