『タワーリング・インフェルノ』以来のスペクタル映画、他人事ではない、『バーニング・オーシャン』大反響レポート公開!

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マーク・ウォールバーグとピーター・バーグ監督が、2010年4月に起こった史上最悪の原油流出事故の映画化に挑んだ『バーニング・オーシャン』に絶賛コメントが続々到着、アツい反響を巻き起こしている。

映画のクライマックスとなる大爆発に対して、「映画館で観ると、面白さが倍増する映画」、「俳優陣もみな好演で大がかりなセットも迫力満点」「迫り来る緊迫感がすごかった」「リアルなセットに圧倒される」、「”災害”場面は圧巻の一言」、など、海上の掘削リグ[ディープウォーター・ホライズン]を巨大セットで再現し、実際に起こった原油流出による爆発事故を完璧に再現したILM(インダストリアル・ライト&マジック社)の映像に圧倒される人々が続出。『沈まぬ太陽』の若松節朗監督による「大火災からの危機一髪の脱出劇に息を呑む。『タワーリング・インフェルノ』以来のスペクタル映画だ!」など、著名人からの絶賛コメントも次々と到着。

本作の公開前イベントに登場した池上彰氏が、「日常にもおなじ教訓が潜んでいる、とても他人事とは思えない映画です」と語ったとおり、特に“人災”というキーワードをめぐって、働く人たちからの反響が多数寄せられている。
「自分は大丈夫と思う慢心が事故を招くと云う教訓的映画」、「作業の遅れを取り戻すべく甘くなるチェック工程。疎かになる設備投資で信頼度が低い装置。劇中では事故発生確率にどんどん倍率がかかっていく様が怖かった」、「『急がば回れ』とはあまりに月並みな言い方だが、ヴィドリンと同じビジネスマンとしては肝に命じておきたい」、「いろんな仕事現場での事故の防止啓発に繋がる」など、身につまされたという意見から、「全ての管理者、経営者に観てもらいたい映画」、「利益重視で工期を急ぐあまりの手抜きや、緊急事態が起こった時に明らかになるそれぞれの人間性、権限が邪魔してさらに事態が悪化したりと、なにやら他の国の出来事とは思えないような警告も感じて背筋が凍るような思いだった、日本の企業責任者や政治家の人たちにも観てほしい」といった意見まで、他人事ではないと感じた人が多いようだ。

さらに、「災害現場における人間の心理や行動がリアルだった」、「ごく普通の人間が極限状態に陥った時に見せるドラマが、生々しかった」、「危機的状況に立ち向かっていく男たちのカッコよさが光る映画。あんな窮地の中にいても仲間を助けようとする主人公に胸熱でした」など、単なるパニック映画ではなく、掘削リグに取り残された126人の作業員たちの姿を真摯に描いたドラマ描写にも感動と共感の声が沸き上がっている。

今年のゴールデンウィークに公開された映画の中で、大人の観客の鑑賞に値する映画『バーニング・オーシャン』は、日本に生きるすべての働く人々にこそ観ていただきたい映画である。働く人々よ、ゴールデンウィークは映画館に急げ!

◇本作に寄せられた絶賛コメント

日常にもおなじ教訓が潜んでいる、とても他人事とは思えない映画。大きな災害がどのようにして起こったのか、自然に皆が理解できるような描かれ方、工夫がされていて、「なるほどな」と思いました。
※4月18日(火)公開記念トークより抜粋
―池上彰【ジャーナリスト】

大火災からの危機一髪の脱出劇に息を呑む。『タワーリング・インフェルノ』以来のスペクタル映画だ!
―若松節朗【映画監督(『沈まぬ太陽』『ホワイトアウト』)】

危機管理学によると、一つの大事故が起きる前には300以上の警告サインが出ているという。利益優先になり過ぎるが故に根本的なことを見失っていないか?まさにこれは僕らの話である!
メキシコ湾原油流出事故を再現ドラマに留まらず、『ローン・サバイバー』同様ピーター・バーグの巧みな演出で極上の人間ドラマに仕上げている。
―有村昆【映画コメンテーター】

経済効率を重視し過ぎると何かが犠牲になる。そのひとつが人命であることを、
この映画は現代社会に生きる我々に対して熱く教示している。
―松崎健夫【映画評論家】

容赦ない地獄のリアリズム。人災や事故をヒロイックな「美談」に回収しない潔さに心打たれた。
腕利き職人監督、ピーター・バーグの映画の中で一番好きだ。
―森直人【映画評論家】

爆発と炎に何度も呼吸が止まり、それでも誰かを救おうとする人間の本能に魂レベルで感動……スリルとヒロイズムが、ここまで究極にぶつかり合った作品、本当に久しぶり!
―斉藤博昭【映画ライター】

昨年話題の「ハドソン川の奇跡」も、「バーニング・オーシャン」の前ではすっかり影が薄くなるような。
プロの男たちの命を懸けた救出作戦に、手に汗、思わず前のめり!!
―北川れい子【映画評論家】

「史上最悪の環境破壊」と呼ばれた事故の現場で本当は何が起こっていたのか?
それ「だけ」に焦点を絞ったピーター・バーグの大胆さに度肝を抜かれた!
―宇野維正【映画・音楽ジャーナリスト】

実録ディザスター・パニックでありながら、経済効率の優先が招いた人災ドキュメントをしっかりと見せる。今の日本映画に、このタッチで2011年のあの日を描く覚悟はあるか?
―清水節【映画評論家】

『バーニング・オーシャン』
2017年4月21日(金)全国公開
監督:ピーター・バーグ
出演:マーク・ウォールバーグ カート・ラッセル ジョン・マルコヴィッチ ジーナ・ロドリゲス ディラン・オブライエン ケイト・ハドソン
配給:KADOKAWA

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