【特別映像】『バーニング・オーシャン』激アツ!130度超えの撮影現場で炎にダイブ!

史上最悪の海底油田爆発事故を映画化した『バーニング・オーシャン』。今回、大爆発する130℃を超える撮影現場で、主演のマーク・ウォールバーグと『ローン・サバイバー』でもコンビを組んだピーター・バーグ監督らがアツく語る3分43秒の特別映像が解禁となった。

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2010年4月20日、メキシコ湾沖約80kmの石油掘削施設“ディープウォーター・ホライゾン”が、海底油田から逆流してきた天然ガスの引火により爆発。全米史上最大級の被害を出す大事故となり、施設だけでなく海上一面が火の海と化した。本作は、施設内に閉じ込められた作業員126名の運命、被害の拡大を食い止めようとする現場作業員と彼らの決死の脱出を描く。

「ディープウォーター・ホライゾンは世界最大の石油掘削リグで、歴史上かつてない深さの坑井を掘っていた」と監督、マーク・ウォールバーグが「2010年にメキシコ湾で起きた事故はよく知られているが、命を落とした人がいたことを知っている人は多くない」と続ける。この映画は「事故に至る12時間を様々な登場人物の目や非常に困難な状況で下す決断を通して見ている」と製作のデヴィッド・ウォマークが語る。

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「映画史上最大級のセット」だとマークが指摘する通り、総重量3万3000トン(東京スカイツリーの総重量=約3万6000トンとほぼ同等)の掘削リグをよりリアルに再現するべく、“映画史上最大級”と誇る巨大セットが建造された。

ドリル作業員のケイレブ・ハロウェイ役を演じたディラン・オブライエンは、「水のタンクに掘削リグ全体を建てた。すごいよ。最高にすごい」と興奮、美術のクリス・シーガーズは、「メインデッキは16メートル上空にあり、ヘリパッドはそこからさらに4メートル上にある。水のタンクの容量は1万立方メートルだ」と証言。全て実際の掘削リグから持ってきた。現場責任者のジミー・ハレルを演じたカート・ラッセルが「実際の掘削リグにいた人も、掘削フロアもリグもブリッジも実に正確だと驚いていた」と続ける。

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特殊効果のバート・ダルトンは、「泥水の噴出を再現するのに、1テイクごとに約19~23立方メートルの量の泥水が必要だった」とし、セカンドユニット監督の ケヴィン・スコットも「これほどの泥水を生涯で見たことがない」と驚愕。「その場の混乱やパニック状態がすぐに想像できる」と指摘するのは石油会社のヴィドリン役のジョン・マルコヴィッチだ。ディラン・オブライエンが「残骸や金属片がそこら中に飛び回っていた。それに何もかも熱くて、火がついている。フライパンのようだよ。 とんでもない状況だった」と、過酷な現場を振り返る。

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「これは命を落とした11人、掘削リグにいた人、彼らの愛する人たちの物語だ」と語るのはマーク・ウォールバーグ。さらに「この人たちが大好きになるはずだ。彼らのことが分かっていき、助かってほしいと願う」と続ける。さらにピーター・バーグ監督が、本作を作った原動力を「あの掘削リグの爆発から生還した人たちだ。彼らは実際に体験した」と結び、事故から生還した人々の勇気と証言がこの作品を生んだことを強調する。

アメリカ史上最大級の“人災”とされる大事故に迫る『バーニング・オーシャン』は、4月21日(金)、全国ロードショーとなる。

『バーニング・オーシャン』
2017年4月21日(金)全国公開
監督:ピーター・バーグ
出演:マーク・ウォールバーグ カート・ラッセル ジョン・マルコヴィッチ ジーナ・ロドリゲス ディラン・オブライエン ケイト・ハドソン
配給:KADOKAWA

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