三吉彩花、やしろ優、ムロツヨシらが華やかなフラッシュモブを披露!『ダンスウィズミー』ジャパンプレミア レポート

『ウォーターボーイズ』、『スウィングガールズ』で瑞々しい青春を、また『ハッピーフライト』では航空会社で働く人々をコミカルに描き、大ヒットを記録した矢口史靖監督が、三吉彩花主演で贈る最新作『ダンスウィズミー』が、8月16日より公開される。このほど、7月18日に新宿ピカデリーにてジャパンプレミアが行われ、キャストの三吉彩花、やしろ優、chay、三浦貴大、ムロツヨシ、宝田明、矢口史靖監督が登壇した。

本作のストーリーにちなんで、催眠術監修を務めた十文字幻斎の催眠術パフォーマンスからスタートし、場内に「狙いうち」が流れ、ダンサーとキャストによる華やかなフラッシュモブで大盛り上がりとなったジャパンプレミア。オーディションで主演に抜擢された三吉は「2か月前からダンスと歌の練習も始まって、ミュージカルという映画を打ち出すにはスキルが全然追いついてないんじゃないかと葛藤しながら」撮影に挑んだと言い、「撮影に入るまでの準備期間がハードではありましたが、映画が完成して、海外(の映画祭)で先に上映して、いろんな方に評価していただいて自信に変わっていることを実感しています」と本作の完成と日本での初披露を喜んだ。

三吉演じる主人公・静香の相棒・千絵を演じたやしろは、『スター・ウォーズ』のキャラクターであるC-3POとR2-D2のコンビをイメージしてキャスティングされたようで、三吉とは「初めて出会うシーンも『仲良すぎな感じが出ている』と言われるぐらい」すぐ打ち解け、「(『スター・ウォーズ』の)名コンビに負けないぐらいの感じが出たんじゃないかな」と自信を見せた。本作で女優デビューとなるchayは、「初作品にしてこんな強烈なキャラクターを演じられるのか」と思うほど、「皆さんが知っているchayとは真逆」なキャラクターに挑戦したと明かした。

「念願の矢口組だった」というムロは、ミュージカル作品には3度出演した経験を矢口監督にアピールしたが、「僕が歌って踊るシーンがほとんどない!」とボヤく場面も。また、「クランクインの日に監督のことを私服で待っていたら、『ムロさん、その服いいですね』と言われて、私服が採用されました」とラストシーンで自身の私服を披露していることも明かしていた。

おすすめのシーンについて、歌とダンスの練習に250時間費やした三吉が選んだのは、最初のオフィスのシーン。「華やかで煌びやかな、楽しく皆さんもつい踊りたくなってしまうようなシーンになっていると思います!」と本作をアピールした。やしろは、生玉ねぎをかじって「おいしい!」というシーンで「なかなか言えずにいたら、(催眠術監修の)十文字先生が『この玉ねぎは青森の甘いリンゴになります』と催眠をかけてくれて、かじったら本当にリンゴ!めちゃくちゃおいしかった!」と驚きの撮影エピソードを語った。

最後に、矢口監督から「ムロさんが今日一いいことを言います!」というむちゃぶりが。ムロは目を丸くしつつ「喜劇というのはお客さんの笑い声があって完成しますので、今日は皆さんに笑い声を上げていただいて!」とうまくかわしていた。

『ダンスウィズミー』
8月16日(金) 全国ロードショー
監督・原作・脚本:矢口史靖
出演:三吉彩花 やしろ優 chay 三浦貴大 ムロツヨシ 宝田明
配給:ワーナー・ブラザース映画

【ストーリー】 静香(三吉彩花)は子供の頃からミュージカルが大の苦手。しかし、とあるきっかけで音楽が聞こえるとミュージカルスターのように歌い踊り出すカラダになってしまう!スマホの音や日常に溢れる音楽に反応し所かまわず歌い踊りだすせいで、順風満帆な人生がハチャメチャに。恋も仕事も失った静香は、原因を探すため日本中を奔走する!しかしその先には、裏がありそうなクセ者たちとの出会いと、さらなるトラブルが!果たして静香は無事に元のカラダに戻れるのか!?旅の終わりに彼女が見つけた大切なものとは…?

©2019「ダンスウィズミー」製作委員会