ジャン・デュジャルダン × メラニー・ロラン 嘘の手紙から生まれた偽の英雄が巻き起こす騒動『英雄は嘘がお好き』予告編&場面写真

『おとなの恋の測り方』のローラン・ティラール監督と『アーティスト』のプロデューサーが贈る、ジャン・デュジャルダンとメラニー・ロラン共演のロマンティック・コメディ『英雄は嘘がお好き』が、10月11日より公開される。このほど、本作の予告編と場面写真がお披露目となった。

1809年、フランスのブルゴーニュ。裕福なボーグラン家の長女・エリザベットは、戦地から還らない婚約者・ヌヴィル大尉を待つ健気な妹・ポリーヌを気の毒に思い、差出人を彼と偽り自分で書いた手紙を妹に届け続ける。ヌヴィルを第一線で大活躍の末に戦死したことにして3年が経ったある日。エリザベットは街で偶然ヌヴィルに遭遇し、大慌て。心中穏やかでないエリザベットの心配をよそに、ヌヴィルはこの偉大なる“嘘”を利用して一儲けしようと目論む。

予告編は、白馬に乗ったヌヴィル大尉(ジャン・デュジャルダン)が戦争に行くために、裕福なボークラン家の妹・ポリーヌ(ノエミ・メルラン)を残して城から去るシーンから始まる。「毎日手紙を書く」と言ったにも関わらず、ポリーヌのもとに大尉からの便りは届くことがない。そこで、ポリーヌの姉・エリザベット(メラニー・ロラン)は妹を元気付けるため、手紙を勝手に代筆し、手紙の中でヌヴィルは死んだことにした。しかし、生きたヌヴィルが突然戻ってきた。伝説の英雄の帰還に街は大騒ぎになり、エリザベットの創作した「英雄」という立場を利用し脚光を浴びようとするヌヴィルと、平和な今の家族を壊されたくないがためにヌヴィルを追い出そうとするエリザベットとのひそかな攻防が繰り広げられる。映像の最後には、ヌヴィル大尉にエリザベットがいきなり「求婚」されるシーンも。

本作について、「最高に楽しかった!」と語るジャン。馬を乗りこなし、銃を扱い、変顔やセクシーな表情などを次々に披露し、「自然にテンションが上がったよ」と言うだけあり、嘘つきなヌヴィル大尉をユーモアたっぷりに演じている。そしてコメディ映画初挑戦のメラニーは、「予想外の役だった」と言いながらも、ローラン・ティラール監督に「(メラニーは)最高だった!」と言わしめる演技で、コメディエンヌとしての才能を開花させた。

『英雄は嘘がお好き』
10月11日(金)より新宿ピカデリーほか公開
監督:ローラン・ティラール
出演:ジャン・デュジャルダン メラニー・ロラン ノエミ・メルラン
配給:松竹

【ストーリー】 1809年、フランスのブルゴーニュ。裕福なボーグラン家の長女・エリザベット(メラニー・ロラン)には、戦地から還らない婚約者を待つ健気な妹・ポリーヌ(ノエミ・メルラン)がいた。気の毒に思ったエリザベットは差出人を彼と偽り自分で書いた手紙を妹に届け続ける。その婚約者・ヌヴィル大尉(ジャン・デュジャルダン)を第一線で大活躍の末に戦死したことにして3年が経ったある日。エリザベットは街で偶然ヌヴィルに遭遇し、大慌て!家族を騙したことを隠したい姉、恋人の再登場にときめく妹、伝説の英雄の帰還に沸く街の人々。心中穏やかでないエリザベットの心配をよそに、ヌヴィルはこの偉大なる“嘘”を利用して一儲けしようと目論む。偽の英雄が巻き起こす、ロマンスと騒動の結末はいかに…?

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