柴咲コウと小林薫が『おんな城主 直虎』“にゃんけい”役の猫・まろにーと再会!岩合光昭監督作『ねことじいちゃん』

日本人の作品としては初めて「ナショナルジオグラフィック」誌の表紙を2度飾った世界的に有名な動物写真家で、NHK-BSプレミアムで放送中の「岩合光昭の世界ネコ歩き」でも人気の岩合光昭が初の映画監督に挑み、落語家の立川志の輔が初主演を務める映画『ねことじいちゃん』が、2月22日に公開される。このほど、本作に出演し、2017年のNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』では“にゃんけい”として出演していた猫・まろにーが、『直虎』の出演者、柴咲コウと小林薫に再会した際のオフショットがお披露目となった。

とある小さな島で暮らす大吉と、猫のタマのつつましくも豊かな時間が流れる暮らしを描く本作。2年前に妻に先立たれ、飼い猫のタマと暮らす70歳の大吉(立川志の輔)は、毎朝の日課はタマとの散歩、趣味は亡き妻(田中裕子)の残した料理レシピノートを完成させること。島にカフェを開いた美智子(柴咲コウ)に料理を教わったり、幼なじみの巌(小林薫)や気心知れた友人たちとのんびり毎日を過ごしたりと幸せな日々を送っていた。しかし、寒さが厳しくなったある日、大吉は突然倒れてしまう。父を心配する息子(山中崇)から同居を提案され、大吉は島を離れるのか、残るのかを悩み始めるが、その矢先にタマが姿を消してしまう。

本作には、主演を務めるタマ役のベーコンや、ヒロイン猫のみーちゃんを演じる小梅など、35匹の猫が登場。その中には、2017年のNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』で“にゃんけい”として出演し、毎週SNSでも話題になっていた猫・まろにーも出演している。

オフショットには、猫・まろにーが、本作のヒロイン・美智子役を演じ、『おんな城主 直虎』では主演の井伊直虎役を演じていた柴咲コウと、本作で巌役を演じ、『おんな城主 直虎』では直虎を陰から支える南渓和尚役を演じていた小林薫の二人と、感動の再会を果たす様子が収められている。再会した当初は戸惑う様子を見せたまろにーも、すぐに撮影当時の心地を思い出したのか、小林の懐にすっぽりと収まり、くつろいでいる様子。柴咲も、当時を懐かしむように撫でると、まろにーもその指にすり寄るなど愛らしい姿を見せ、二人と一匹の貴重な再会が実現した。まろにーは、劇中でも小林との絶妙なアドリブを見せており、“にゃんけい”ファンも見逃せないシーンが満載である。

『ねことじいちゃん』
2月22日(金) ロードショー
監督:岩合光昭
原作:ねこまき(ミューズワーク)「ねことじいちゃん」(KADOKAWA刊)
出演:立川志の輔 柴咲コウ 柄本佑 銀粉蝶 山中崇 葉山奨之 田根楽子 小林トシ江 片山友希 立石ケン 中村鴈治郎 田中裕子 小林薫
配給:クロックワークス

【ストーリー】 2年前に妻(田中裕子)に先立たれ、飼い猫のタマと二人暮らしの大吉(立川志の輔)、70歳。毎朝の日課はタマとの散歩、趣味は亡き妻の残した料理レシピノートを完成させること。島にカフェを開いた若い女性・美智子(柴咲コウ)に料理を教わったり、幼なじみの巌(小林薫)や気心知れた友人たちとのんびり過ごしている。しかし友人の死や大吉自身もこれまでにない体の不調を覚えたりと、穏やかな毎日に変化が訪れはじめた矢先、タマが姿を消して―。1人と一匹、生まれ育ったこの島で、共に豊かに生きるためにした人生の選択とは―。

(C)2018「ねことじいちゃん」製作委員会
撮影:Machi Iwago