【全起こし】窪田正孝、東京喰種オリジナルコーヒーを振る舞う! 映画『東京喰種トーキョーグール』美食家たちのための晩餐会 全文掲載

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世界累計3,000万部の発行部数を誇る超人気コミックの映画化『東京喰種トーキョーグール』。7月29日の公開に先駆け、喰種の世界観を再現した「美食家たちのための晩餐会」が、7月20日東京・天王洲アイルの寺田倉庫G3で開催され、出演者の窪田正孝、桜田ひより、白石隼也、栁俊太郎がサプライズ登壇した。今回はその模様を全文掲載でお届け。

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MC:皆さんこんばんは。本日は映画『東京喰種トーキョーグール』公開直前イベント「美食家たちの晩餐会」へようこそお越しくださいました。ついに世界発行部数3000万部を突破した石田スイ原作の超人気漫画を実写映画化。東京を舞台に人の姿をしながら人を喰らう怪人・喰種と人間の闘いを描くバトルアクションエンターテインメントが、いよいよ7月29日(土)より世界公開となります。この映画の評判がすごいんですよ。世界各地でのプレミア上映での評判が高いんですが、Yahoo映画の観客満足度がなんと最高評価の5点満点! 見たことないって話ですから。最高ですから。皆さんもご覧になられた方が多いと思うんですけど、そういう期待が溢れております。そして今宵、お集まりいただいた皆様ですね、『東京喰種トーキョーグール』の大ファンで何より映画を応援したい思いを持った方々ですよね? (会場拍手)白い仮面が全部上下に動きましたよ。選ばれし方々ですから。本日の晩餐会は志を同じくするマイスターによるマイスターのための晩餐会でございます。映画公開に向けて喰種になった気分で大いに喰種への愛を語ってください。

↓MCを務めたお笑いコンビ、コーヒールンバ
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(イベント中に、招待客に突然言い渡された「食事の条件」は、事前に配られた同じカードを持つ3名の“招待客”を見つけること。次々と4人揃った“招待客”がステージに呼ばれていくなか、ただならぬ雰囲気の4人組が登壇する…)

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会場:(壇上の4人のただならぬ雰囲気に気が付き)…、え? 嘘! キャーーーー!

MC:お食事にありつけなくて喰種たちが騒いでいますけども。(壇上のマスクの女性にマイクを向けて)『東京喰種トーキョーグール』の好きなところは何ですか?

マスクの女性:カネキ君がかっこいいところですかね。

MC:なるほど…。ひとこと言うたびに(会場が)ゾワゾワと(笑)。皆様、もういいですね。それでは今宵のスペシャルゲストの皆様でございます。(出演者がマスクを取り、窪田正孝、桜田ひより、白石隼也、栁俊太郎がサプライズ登場!)

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会場:キャーーーー!やばーーい!

窪田:皆さま、こんばんは。今日はお越しいただきましてありがとうございます。金木研をやらせていただきました窪田正孝です。今日は美食家の晩餐会ですよね。月山習さんはどこにいらっしゃいますかね。どこかにいるかもしれないですね。楽しみにしています。

MC:よろしくお願いします。続きまして笛口雛実役の桜田ひよりさん。

桜田:皆さんこんばんは。笛口雛実役の桜田ひよりです。今日は皆さんと一緒に、この晩餐会に参加できてうれしいです。短い時間たくさんおしゃべりして過ごしましょう。

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MC:続きまして西尾錦役の白石隼也さん。

白石:西尾錦役の白石隼也です。皆、すごいマスクをしているから怖いですよね。

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MC:よろしくお願いします。続きまして四方蓮示役、栁俊太郎さんです。

柳:すごい世界観ですね、なんか。この世界観に圧倒されてます。

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MC:皆さんよろしくお願いします。それではお話を聞いていきたいと思います。まずは窪田さん。映画の評判がすごくいいということで、Yahoo映画の観客満足度がなんと驚異の最高評価の5点満点ということなんですけど。

窪田:5点?

MC:最高点なんですよ。星5つです。

窪田:すごいですね。

MC:先ほど観させていただいたんですけども、アクションシーンとかもすごいよくて、馬乗りになって首を振るシーンがすごい好きだったんですけども、アクションやってみていかがですか?

窪田:今、しゃべっていただいたことがすべてですよ。

MC:僕すべてしゃべりました?(笑)

窪田:今日言おうとしていたこと全部話しました。

MC:嘘でしょ(笑)。

窪田:馬乗りが、あれでこうでこうみたいな。

MC:そこを僕は観てほしいんです。素晴らしいですよ。どういう感じで映画に取り組んだんですか?

窪田:原作の実写化が初めてじゃないのでプレッシャーになる部分もあるんですけど、漫画の世界観があるわけで、それを映画、ドラマにするとなるとやっぱり出来上がったものを観ていただくしかないので難しい部分ではあるんですけど、極力自分を消す作業から始まりますよね。主張をしないというか。金木に関しては保守的な役柄でしたし、皆個性的なキャラクターで、ほかの皆さんに作っていただいた感じなので、多分僕は現場で何もしてないから、しゃべる権利がないと思ってるんですよね。

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MC:そんなことないと思いますけど。そんなことないですよね?

白石:本当に頼もしい座長でしたね。

MC:そんなことも言われていますけども。

窪田:あったとしたら肉をこう…。(会場爆笑)

MC:ありがとうございます。窪田さん輝いていましたねえ~。

窪田:そうですね、『PON!』の取材の時に、そうですね、だんだん思い出してきました。

MC:そうですね。『PON!』で一回お話しさせていただいたんですよね。続きまして桜田さん。もともと原作の大ファンだったということでやるなら雛実ちゃん役をやりたいということを思っていたということなんですけど。実際参加してみてどうでした?

桜田:本当に不思議な世界観に入ることはなかなかないので、すごい貴重な体験でしたね。

MC:食事のシーンとか、どういう風に取り組まれたんですか?

桜田:最初は見た目のインパクトがすごくて、でも食べてみると美味しいです。

MC:美味しいですか?

桜田:はい。すごく目が甘くて美味しかったです。

MC:目が甘くて美味しいですか。

窪田:喰種ですからね。

桜田:はい、美味しいです。

MC:皆様も喰種なので、分かると思うんですけど、目って甘くて美味しいですよね。

MC:桜田さん、味わってますねえ~。

桜田:はい。

MC:雛実ちゃんにはあまりそういうことしないでね。白石さんは、なかなか過激というか、はっちゃけた役どころでしたけど

白石:そうでしたっけ。

MC:僕が観た感じそうだったんですけど、“馬のクソでも食ってる気分だよ”ってセリフがあったと思うんですけど、あれはどんな感じでした?

白石:事前に牧場行って馬のクソを食べて。(会場爆笑)

MC:なるほど味わってみてから(笑)。

白石:ちょうど、たい焼きの味も馬のクソだったので自然に出てきましたね。

MC:自然になるほど。

窪田:あれ台本には書いてなかったもんね。

白石:そうですね。

MC:台本に書いてなかったんですか?普通に馬のクソの味だと出たと。

白石:いや嘘ですけど。

MC:そうですよね(笑)。

窪田:原作にね。

MC:原作にありましたよね。すごい過激でアクションシーンとかもなかなかバスバスにやってましたけど苦労されたこととかありましたか?

白石:僕は窪田さんとアクションシーンをほとんどやらせていただいたんですけど、ひとつ言いたいことがあって。最初、金木を襲うシーンで首根っこを掴んで壁に打ち付けるっていうシーンがあるんですけど、自分のイメージではそのカットは首根っこを掴むまでってことだと思ってたんですけど、本来壁に背中をバーンとする場合はパットとかいれるんですよ。だからパットとか入ってるはずだと思って、そのカットは首根っこを掴むまでで止めたんですよ。そしたらカットがかからなくてどうしようかなと思って、でも危ないからって僕が躊躇していたらカットかかったんですけど、そしたら窪田さんが“カットかかってないから、やっていいから”って仰ってくれて、その時は「そうですよね、すみません」って言ったんですけど、よくよく考えてみると危ないですよ。

窪田:(首根っこ掴まれる時)まだそんなに強くないんだよね。だから怪我したらそれはそれかなみたいな。

白石:でも本当にそんな感じだったので、現場では痛かったと思うし、でもそれが画に出たんじゃないかなと思います。

窪田:ボコボコでしたもん。何やっても効かないから。

白石:でも本当、何やっても楽しかったですね。刺激的で。

MC:どうですか刺激的だっておっしゃっていますけども。

窪田:いやいやいや、僕も刺激的でしたよ。ゴルフクラブでバーーンやられるんですから。ものすごい強靭なパワーですよ。

MC:これが画面に出てると。

窪田:そういうことですよ。

MC:アクションすごいなーって思ったんですよ。白石さん武道家ですね~。

白石:武道家。ありがとうございます。

MC:もうやめよ。でもあと一人お待ちかねですから。

MC:柳さん。四方さんいいっすね~。渋い役どころで、無口でクールな。

柳:原作を見ても本当にかっこいい、僕がこう彼ら喰種に食材を与える優しい男なんですよ。

MC:友達紹介しているみたいに言わないでください。ご自身の(笑)。

柳:もちろん、そうなんですけど。

MC:ケガのね、手をそっと添える。

柳:あのシーンは原作を観ていても「ああ、かっけえ~」と思ってて。あのシーンをやれたことをうれしく思います。

MC:なんか語り方が四方さんそのままみたいな。

柳:四方さん、こんな声震えないです。どっしりと構えているんで。

MC:なるほどその感じでお付き合いいただけたらと思います。

柳:(四方の感じで)よろしくお願いします。

MC:あっきた。よろしくお願いします。心強い。

MC:めろめろになってしまいそうですねえ~。

柳:なんて言ったんですか?

MC:めろめろになってしまいそうですねえ~。です。

柳:ああ、そうですか。(会場爆笑)

MC:色々お答えいただきました。ありがとうございます。本日登壇していただいた皆さんに、喰種を演じていただいている皆さんに、私コーヒールンバ平岡が東京喰種ブレンドを作って参りまして、実際にここで淹れさせていただきたいと思います。ちなみにわたくし元カフェの店長でして、コーヒー大好き芸人でございまして、ここでコーヒーを実際に淹れさせていただくということでございます。

会場:窪田くん、飲めないじゃん?

窪田:以前、突撃していただいた時に、僕でも飲めるコーヒーを作ってくださったんですよ。

会場:すごーい!!

窪田:喰種はコーヒー飲めますからね。

MC:そうですよ。ということでやっていきたいと思います。さあこちら東京喰種ブレンドです。あれ皆さんどうしました?香りがいいみたいなこと?

窪田:何も言ってないです。なかなか口を開かない四方さんがいい香りだと。

MC:あれ、四方さんいかかですか?香りが?

柳:香ばしい。

MC:香りが香ばしい。お目が高い。皆さん、普段からコーヒー飲みますか?

白石:僕は好きですね。香ばしい。

MC:桜田さんも飲みたいですか?

桜田:はい飲みたいです。香ばしい。

MC:「香ばしい」って言ったらいいわけじゃないです。なんでもお好きに言っていただいて(笑)。

白石:桜田さんの言わされてる感がすごい(笑)。

MC:香ばしいって言わなきゃって思いました?

桜田:はい(笑)。(会場爆笑)

MC:私だけが淹れてもしょうがないですから、喫茶店で働いたことのある方にお手伝いいただきたいんですよね。窪田さん。

窪田:四方さん。そういえばあんていくで働いていましたよね。

窪田:皆さん『東京喰種』読まれていますか?

会場:はーーい。

窪田:四方さん働かれていましたよね?

会場:はーーい。

窪田:そう、その声だけ聞きたかったです。(会場爆笑)

MC:確かに働かれていましたけど、窪田さんも。

窪田:そうなんですよ。入る前に先生に教えていただきまして。

MC:最後の仕上げを窪田さんにお願いしたいんですが、よろしいでしょうか。

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窪田:(コーヒーを淹れる)熱っ。

MC:すごいお上手ですね。

窪田:村井國夫さんとご一緒にさせていただきまして、結構何度も何度もやらせていただきましたよ。時間を計りながら。村井さんはがぶがぶ飲んでいましたけどね。

MC:お好きなんですかね。じゃこの辺で。じゃっちょっと皆様に、窪田さんが淹れてくれたコーヒーですよ。これで正に東京喰種ブレンドになったというわけですね。みなさまにお配りしましょうか。皆さんに飲んでほしいですよね。

窪田:皆さん事情わかってる感じありましたけど。

MC:飲んでいただいてよろしいですか?どうですか?

白石:香ばしいですね。

MC:お目が高い!

桜田:香ばしい。

MC:お目が高い!

柳:香ばしい。

MC&窪田:お目が高い!

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MC:一つ余ってしまったんですけど。

会場:飲みたい!!

MC:(コーヒーが飲めるのは)お一人だけということなんで映画にちなんだ数字で決めたいと思います。皆様にお配りしているカードがあるんですけど、この映画『東京喰種 トーキョーグール』の公開日7月29日の0729という数字が書かれている封筒ですね。0729と書かれている方が一人だけいらっしゃるんですよ。いらっしゃいました。おめでとうございます。(当選した女性が壇上へ)ちなみにコーヒーはお好きですか?

当選した女性:好きです。

MC:窪田さんが淹れたコーヒーですよ。どうぞ「あんていく」に来た気分で。どうですかお味の方は?

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当選した女性:香ばしいです。

MC:香ばしい。お目が高い! ありがとうございます。おめでとうございます。さあ、ということでもうすぐ公開となりますけども、一言ずつお願いします。

窪田:なるほど。じゃ四方さんから。

柳:7月29日から公開します『東京喰種トーキョーグール』、全員で一生懸命作った作品です。原作ファンの皆さんにもこれから読まれる皆さんにも届いていく作品となっております。日本が世界に出して本当にかっこいいと思える作品となっておりますので、ぜひご覧ください。楽しみにしていてください。今日はありがとうございます。

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桜田:この映画はですね、二度三度絶対見たくなる作品となっております。赫子の色や形にも細かいところにもぜひ注目してください。よろしくお願いします。

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白石:漫画原作のものもやったことあるんですけど、この『東京喰種トーキョーグール』は独特で、ほんと皆、喰種を愛して作った映画になっております。あと個人的には月山(習)をみたいなって思ってますね。僕が演じた錦としてですね、この後も月山と闘わなきゃいけないんで、またこんな姿を現場で観たいなと思っております。今日はありがとうございました。

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窪田:今日はありがとうございました。三人が言った通りなんですけど、『東京喰種トーキョーグール』では人間の本質をすごく突き詰めたメッセージがあって、人間だからきれいに生きられることが許されるとか、自分に危害を加えるものを排除するとか、そうやって生きていく中で、周りの人に生かされていることとか、自分が困った時に助けてくれる人は誰なんだろうとか感じさせてくれる作品です。もちろん2時間のエンタテインメントとしてすごく楽しめると思います。昨日ですよね、新刊が出ましたけど、まだ買えていないんですけど、買いたくてしょうがない。帰り買って行くんですけど、だから次の作品の可能性があるならですね、皆さんが多くの人に広げていただいて、繋がってってもらって、たくさんの方に海を渡って広がっていってもらえればと思っておりますので、29日よろしくお願いします。

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『東京喰種トーキョーグール』
2017年7月29日全国公開
監督:萩原健太郎 原作:石田スイ 「東京喰種 トーキョーグール」 集英社「週刊ヤングジャンプ」連載 
出演:窪田正孝 清水富美加 鈴木伸之 蒼井優 大泉洋 村井國夫 小笠原海 白石隼也 相田翔子 栁俊太郎 坂東巳之助 佐々木希 浜野謙太 古畑星夏 前野朋哉 ダンカン 岩松了
主題歌:illion「BANKA」
配給:松竹

STORY 人の姿をしながらも人を喰らう怪人【喰種(グール)】。水とコーヒー以外で摂取できるのは「人体」のみという正体不明の怪物たちが、人間と同じように暮らしている街、東京。ごく普通のさえない大学生の金木研(カネキ/窪田正孝)は、ある日、事件に遭い重傷を負ってしまう。病院に運び込まれたカネキは、事故の時一緒にいた喰種の女性・リゼの臓器を移植されたことで、半喰種となってしまう。自分が喰種化したことで苦悩するカネキは、以前から通い詰めていた喫茶店あんていくで働き始め、そこでアルバイトをしている女子高生・霧嶋董香(トーカ/清水富美加)と出会う。あんていくは喰種が集まる店で、トーカもまた喰種なのだった。トーカはぶっきらぼうな態度を取りつつも、やがてカネキを助ける存在となっていく。そんな中、喰種にも人間と同じように、守るべき家族や大切な友人がいること、愛する気持ちや哀しみ、憎しみといった感情があることを知り、カネキは人間と喰種、二つの世界の価値観の中で葛藤する。一方、喰種を駆逐しようとする人間側の組織・CCG(Commission of Counter Ghoul)の捜査官・亜門(鈴木伸之)、真戸(大泉洋)が現れ、熾烈な戦いに巻き込まれていくのだった…。

©2017「東京喰種」製作委員会 ©石田スイ/集英社