【全米映画ランキング】『ミニオン』シリーズのイルミネーション最新作『グリンチ』が1位スタート!『ドラゴン・タトゥーの女』の続編が5位発進

【全米興収ランキング11月9-11日】

1位(新) グリンチ
2位(↓) ボヘミアン・ラプソディ
3位(新) Overlord※
4位(↓) The Nutcracker and the Four Realms※
5位(新) 蜘蛛の巣を払う女
6位(↓) アリー/スター誕生
7位(↓) Nobody’s Fool※
8位(↓) ヴェノム
9位(↓) Halloween※
10位(←) The Hate U Give※

※が付いたタイトルは原題

『怪盗グルー』シリーズ、『ペット』『SING/シング』など大ヒットを連発するアニメーション工房イルミネーション・エンターテインメントの最新作『グリンチ』が首位発進。オープニング興収は6000万ドルで、これは同スタジオの前作『怪盗グルーのミニオン大脱走』(7243万ドル)対比で83%、前々作『SING/シング』(3526万ドル)の170%という出足だった。人の幸せが嫌いなグリンチが、クリスマスを盗む作戦を実行する。グリンチの声をベネディクト・カンバーバッチが担当している。日本公開は12月14日。2位『ボヘミアン・ラプソディ』は公開2週目で累計興収1億ドルに到達した。3位『Overlord オーヴァーロード』(原題)はJ・J・エイブラムス製作によるホラー。第二次大戦のノルマンディでの戦いの最中、米軍がゾンビ化したナチス兵と戦いを繰り広げる。監督はこれが長編第2作となる新鋭ジュリアス・エイヴァリー、主演はデンゼル・ワシントン監督&主演の日本未公開作『フェンス』で主人公の息子を演じたジョヴァン・アデポ。5位初登場はデヴィッド・フィンチャー監督版『ドラゴン・タトゥーの女』(’11)の続編『蜘蛛の巣を払う女』。監督がフィンチャーから『ドント・ブリーズ』のフェデ・アルバレス、天才ハッカーのリスベット役はNetflixのドラマ『ザ・クラウン』の女王エリザベス2世役クレア・フォイに交代したが、オープニング興収が1000万ドルに満たない厳しいスタートとなった。日本公開は2019年1月11日。(Box Office Mojo調べ:興行収入)

▼『グリンチ』の日本版予告編。映画化は2000年のジム・キャリー主演版に続いて2度目。日本語版では大泉洋がグリンチの吹替えを担当する。監督は『ペット』のヤーロウ・チェイニーと、実写畑で活躍してきたプロデューサー&俳優のスコット・モシャーが初の監督業にもチャレンジ。また短編『ミニオンのミニミニ脱走』も同時上映する。