大統領選の数週間前から、米バラエティ番組「サタデー・ナイト・ライブ」でトランプに扮してパロディ・ショーを連発したアレック・ボールドウィンは、トランプ当選確定後に不満げにツイートを連投した。Deadlineほか米メディアが伝えている。
彼は、「(次期大統領選挙がある4年後の)2020年のテーマ:ホワイトハウスをもう一度偉大に!」「億万長者の共和党のビジネスマンが勝利しそうで、世界中の市場が急落している。彼はあなたたちのものだよ、アメリカ。あなたたちのものだ」「私たちは今、家族に注目しないといけない。人生において守るべき存在を愛することだ。それと一人一人の健康を大切にしないといけない」「アメリカの政治システムは崩壊している。しばらくそこから離れてみよう」と続けた。一連の最後のツイートでは「イタリアはベルルスコーニに耐えた。今回のことに比べれば、ベルルスコーニはアドレー・スティーブンソン(アメリカの元国連大使で、キューバ危機の際に国連の会議でソ連の大使を論破し、米国のみならず世界各国から賛辞を贈られた人物)のようだよ」と述べた。