名古屋応援事業にも認定された初のオール名古屋キャスト&スタッフによるアニメ作品『猫企画』が、11月30日より名古屋のミッドランドスクエア シネマにて公開されることが決定した。併せて、祭nine.による主題歌「勇者なら」入り予告編、場面写真、ポスタービジュアルがお披露目となった。
愛知名古屋デジタルコンテンツ・ソフトウェア産業推進3DCGアニメとして、名古屋市の名古屋応援事業に認定された本作。猫井家の無職の父が、「猫企画」という会社からの怪しいメールを信じ、その採用面接に行ってしまう。深夜になっても父が戻ってこないことを不審に思い始めた主人公・タクミは、姉・ムクミから猫たちが次々に行方不明になっているというニュースを聞く。
主人公・猫井タクミの声を担当するのは、「妖怪ウォッチ」シリーズのケースケ/ケータ役の戸松遥。このほか、姉・ムクミ役に「グランクレスト戦記」の鬼頭明里、妹・社長役に「カードキャプターさくら」シリーズの丹下桜、そして父役には本作で音響監督も務め、「タッチ」の上杉達也役でお馴染みの三ツ矢雄二という豪華オール名古屋声優陣が集結。さらに、名古屋の河村たかし市長も声優として参加している。
主題歌は、名古屋を拠点に活躍する7人組エンターテイメント集団、祭nine.の楽曲「勇者なら」。祭nine.はBOYS AND MENの弟分として2017年にデビューし、今年3月には「HARE晴れカーニバル」でオリコン週間CDシングルランキング初登場1位に輝いた。
さらに、制作陣にも名古屋出身のスタッフが集結。監督を務めるのは、『惑星大怪獣ネガドン』『プランゼット』の粟津順。モーションキャプチャー協力には、NHK名古屋放送児童劇団出身で、今期名古屋に本社移転した活劇座の代表・古賀亘。このほか、音楽は映画『サイレントヒル(SILENT HILL)』の製作総指揮を務めた山岡晃率いるニャゴヤ・ニャーケストラが担当し、名古屋弁監修に安田文吉教授、キャラクター衣装デザインはX JAPANのhideのスタイリストを担当した高橋恵美が手掛けた。
『猫企画』
11月30日(金)より、ミッドランドスクエア シネマ(名古屋)にて公開
監督・原作・脚本:粟津順
音響監督:三ツ矢雄二
サウンドプロデューサー:山岡晃(ニャゴヤ・ニャーケストラ)
キャラクター衣装デザイン:高橋恵美
名古屋弁監修:安田文吉
モーションキャプチャー協力・モーションキャプチャーアクター:古賀亘(活劇座)
主題歌:祭nine.「勇者なら」
声の出演:戸松遥 鬼頭明里 丹下桜 三ツ矢雄二
配給:ティ・ジョイ
【ストーリー】 会話のない冷えきった猫井家に一石を投じる出来事が起こる。無職の父に届いた一通のメール。「あにゃたの才能を貸してください。ぴったりのお仕事があります。時給30000ニェン。」そのメールを信じた父は《猫企画》という怪しげな会社に採用面接を受けに行ってしまう。父が深夜になっても戻ってこないことをタクミが不審に感じ始めた頃、ムクミが彼にニュースを見せる。それは、猫たちが次々に行方不明になっているという内容だった…。