アードマン・アニメーションズとスタジオ・カナルは、2016年のアカデミー賞で長編アニメーション賞にノミネートされた『映画 ひつじのショーン～バック・トゥ・ザ・ホーム～』の続編を製作することを発表した。1作目では世界で1億600万ドルを稼ぎだし、続編も期待されていた。監督は1作目でもマーク・バートンと共同監督を務めたリチャード・スターザック。The Hollywood Reporterが伝えている。
スタジオ・カナルは、『ひつじのショーン』を『パディントン』と並んでファミリー向けの新たな人気シリーズにしたいと期待している。いまは、『ウォレスとグルミット』でオスカーを受賞したニック・パークを監督に迎えて、アードマン・アニメーションズの新作『Early Man』（原題）を製作中だ。ひつじのショーンは、ニック・パークの1995年のアニメ『ウォレスとグルミット、危機一髪！』に登場し、一躍人気者となったキャラクターだ。
アードマンの設立者のひとりであるデヴィッド・スプロクストンは「ショーンの映画化は世界中の観客に受け入れられ大成功だったので、ショーンと彼の仲間たちを再び大スクリーンでの冒険に出発させられることに興奮しているよ。アードマン・アニメーションズは再びスタジオ・カナルと協力し、ショーンと彼の仲間が前作以上におかしな大騒動を起こす抱腹絶倒のコメディを作ることにしたんだ」と語る。
『ひつじのショーン2』の製作は2017年1月からスタート。イギリスのブリストルにある撮影施設で行なわれている『Early Man』の作業が終了してから始まる予定だ。
