ベニチオ・デル・トロ × ジョシュ・ブローリン『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』予告編

アカデミー賞3部門にノミネートの傑作サスペンスアクション『ボーダーライン』の続編『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』が11月16日に公開される。このほど、本作の予告編がお披露目となった。

アメリカとメキシコの国境地帯を舞台に、麻薬戦争の恐るべき現実をえぐり出した前作『ボーダーライン』。続編となる本作では、メキシコからのテロリスト流入に危機感を抱いたアメリカ政府の命を受け、CIAのマット・グレイヴァーと一匹狼の暗殺者アレハンドロの仕事人コンビは、麻薬カルテル間の内戦を引き起こすという新たなミッションに挑む。前作に続き、CIA特別捜査官マット役には、『アベンジャーズ』シリーズのサノス役や『デッドプール2』のケーブル役で人気沸騰中のジョシュ・ブローリン。マットに雇われる一匹狼の暗殺者・アレハンドロ役を、『トラフィック』でアカデミー賞助演男優賞を受賞したベニチオ・デル・トロが続投する。カルテル間の内戦誘発のため、彼らが誘拐する麻薬王の娘・イサベル役には、『トランスフォーマー/最後の騎士王』のイザベラ・モナー。このほか、ジェフリー・ドノバン(『ボーダーライン』)、CIA副長官役のキャサリン・キーナー(『カポーティ』、『マルコヴィッチの穴』)らが脇を固める。

脚本は、『ボーダーライン』、『最後の追跡』でアカデミー賞脚本賞に連続ノミネート、初監督作『ウインド・リバー』が日本公開したテイラー・シェリダンが担当。監督は、『暗黒街』、TVドラマ版「ゴモラ」でイタリア裏社会の闇を描き高い評価を受けるステファノ・ソッリマが務める。

予告編に緊張感をもたらすのは故ヨハン・ヨハンソンによる『ボーダーライン』のテーマ曲“The Beast”。当楽曲は劇中でも非常に効果的な場面で使用されている。前作のトーンと繋がりを持ちながらも今まで決して見せることのなかった男たちの感情の揺らぎや、アレハンドロの過去を知る少女の存在、凄まじい銃撃戦が炸裂するなど、目が離せない映像となっている。

また、9月7日より全国のムビチケ対応劇場で利用できるムビチケカード(一般 1,400円)の発売がスタートする。前売特典は「US版ビジュアル特製ステッカー」となっている。

『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』
11月16日(金) 全国ロードショー
監督:ステファノ・ソッリマ
脚本:テイラー・シェリダン
出演:ベニチオ・デル・トロ ジョシュ・ブローリン イザベラ・モナー ジェフリー・ドノバン マヌエル・ガルシア=ルルフォ キャサリン・キーナー
配給:KADOKAWA

【ストーリー】 アメリカ国内で市民15人の命が奪われる自爆テロが発生。犯人らがメキシコ経由で不法入国したとにらんだ政府は、国境地帯で密入国ビジネスを仕切る麻薬カルテルを混乱に陥れるという任務を、CIA特別捜査官マット・グレイヴァー(ジョシュ・ブローリン)に命じる。それを受けてマットは、カルテルに家族を殺された過去を持つ旧知の暗殺者アレハンドロ(ベニチオ・デル・トロ)に協力を要請。麻薬王の娘イサベルを誘拐し、カルテル同士の戦争を誘発しようと企てる。しかし、その極秘作戦は敵の奇襲や米政府の無慈悲な方針変更によって想定外の事態を招き、メキシコの地で孤立を余儀なくされたアレハンドロは、兵士としての任務、復讐、そして人質として保護する少女の命の狭間で、過酷なジレンマに直面することになる…。

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