1968年に創設され、スペイン・バルセロナ近郊の海辺のリゾート地シッチェスにて毎年10月に開催される「シッチェス映画祭」。その上映作品の中から厳選した作品を日本で上映する、シッチェス映画祭公認の映画祭「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション 2018」が10月12日より開催される。このほど、本映画祭の予告編がお披露目となった。
3年ぶりの開催となる本映画祭の予告編のナレーションは、「北斗の拳」のハイテンションすぎる次回予告や雑魚キャラ、「奇面組」の一堂零、「ONE PIECE」のバギーなど、声優として数多くの声を担当してきた千葉繁が担当。また、「北斗の拳」の断末魔の悲鳴がエスカレートし自らの名前を叫び、やりすぎということでNGとなった、伝説の「ちぃーばぁー」も完全復活。さらに、テンションを上げすぎて体が持たないという理由から誕生した“歌舞伎調のナレーション”も登場するなど、千葉繁ファン、アニメファン必見の予告編に仕上がっている。本映像は、8月25日からの各劇場での上映に先駆け、WEBにて先行公開となる。
■上映6作品
『リターン・オブ・ジーパーズ・クリーパーズ JEEPERS CREEPERS 3』
フランシス・フォード・コッポラ製作総指揮の伝説のホラーとして誕生して17年。伝説の怪物が、三度、観る者を恐怖に突き落とす。あるトラックから夥しい屍が発見されたことにより、クリーパーvs特殊部隊の血で血を洗う闘いが勃発。クリーパーを永遠に葬り去ることが出来るのか!?第1作で主人公を演じたジーナ・フィリップスがシリーズに復活。
『怪怪怪怪物!』
いじめられっ子のリン・シューウェイは、いじめっ子3人とともに、教師から独居老人の手伝いをする奉仕活動を命じられ、そこで2匹のモンスターに遭遇する。彼らは小さい方のモンスターを捕まえて、独自の「調査」と「実験」を始めるが、やがてモンスターは彼らの手に負えなくなっていく。そして、それは恐怖の始まりだった…。スクールバスでの血まみれの殺戮劇など衝撃のシーンは必見。本当に恐ろしいのは誰だ!?
『デス・バレット』
エンリコ・モリコーネの名曲に乗せて贈る、ネオ・フレンチ・ウエスタン。ライノと、その仲間グロとアレックスは、装甲車を襲撃して250キロもの金塊を強奪することに成功する。そして、金塊の隠し場所と潜伏場所として、友人の画家のルースが滞在している人里離れた廃村に身を隠す。しかし、そこに思わぬ訪問者が現れて、事態は予期せぬ方向へ!?地中海。青い海。照り付ける太陽。そして、250キロの金塊。果たして、その行
方とは-。トロント国際映画祭ミッドナイト・マッドネス部門上映作品。
『狼チャイルド』
クララは、サンパウロ郊外に住む若き看護婦。裕福でミステリアスなアナに授かった子どもの乳母として雇われ、アナの家に住み込み、新生活を始める。様々な奇妙な事が起こるが、クララとアナには、強い絆が芽生えていく。そんなある満月の夜、アナの叫び声が響き渡った。赤ん坊がアナの腹を引き裂いて生まれたのだった。アナは亡くなり、生まれた子は、狼男だった!クララは、子どもを引き取り、自分の息子として育てるのだが…。
『キラー・メイズ』
うだつのあがらない芸術家デイブは、日々の鬱憤を晴らすべく、居間のど真ん中にダンボールの迷路を作り始める。しかし、それはいつしか彼の空想した罠やモンスターが徘徊する大迷宮となっていき…。ミッシェル・ゴンドリー監督『恋愛睡眠のすすめ』の世界観×ヴィンチェンゾ・ナタリ監督『CUBE』の衝撃。セット全てがダンボール。低予算ながらセンスが光るシュール、ファンタジー、ホラー、コメディ満載のアイデア映画の誕生。
『プリズン・ランペイジ』
1978年の夏、囚人のゲーリーとランディはアリゾナ州刑務所からゲーリーの息子たちの協力を得て、見事、脱獄に成功する。ベテラン捜査官クーパーの追跡を振り切り、一行は血みどろの逃避行を繰り広げるが…。『ターミネーター2』の敵役で話題を呼んだロバート・パトリック、『オースティン・パワーズ』『ハングオーバー!』のヘザー・グラハム、『いちご白書』のブルース・ディヴィソンなど、豪華キャスト競演でも話題。
「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション 2018」
10月12日より順次公開
■東京・ヒューマントラストシネマ渋谷:10月12日(金)~11月1日(木)
■名古屋・シネマスコーレ:10月下旬
■大阪・シネ・リーブル梅田:11月24日(土)~12月14日(金)
一般料金:1500円 専門・大学生、シニア:1100円 高校生以下:1000円
配給:ブラウニー