川口市が埼玉県と共催する「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭」の15周年記念作品として製作された映画『君がまた走り出すとき』が、2019年2月8日より埼玉・MOVIX川口にて先行公開されることが決定した。

本作は、7月13日から開催されている「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2018」でSKIPシティ映像ホールでのオープニング上映及び市内にある劇場「MOVIX川口」でのサテライト上映にて、全3回の上映回全て満員となった。

制作にあたり、広く企画を公募し、50に及ぶ応募企画の中から選出された本作は、人生に悩み続ける人々が、日本人男性で初めて世界6大マラソンを走破した、川口市在住の実在の人物・古市武の姿を見てマラソンを始めることで、自分と向き合っていく姿を描くヒューマンドラマ。監督は、本作を応募した中泉裕矢が務める。

主演は、『心が叫びたがってるんだ。』や『ナミヤ雑貨店の奇蹟』などの話題作に出演し、今年もドラマ「ミッドナイト・ジャーナル 消えた誘拐犯を追え！七年目の真実」や『菊とギロチン』に出演した若手俳優の寛一郎。ヒロインは、10代からCMやモデルとして活躍し、数々の映画やドラマに出演する山下リオが務める。さらに、2016年の『ゆずの葉ゆれて』で第1回ソチ国際映画祭にて主演女優賞を受賞した実力派の松原智恵子も参加。このほか、浅田美代子、長谷川初範、菜葉菜、辻本祐樹など実力派が脇を固める。撮影は川口市内各所で行われ、約300名の市民がエキストラとして参加した。

『君がまた走り出すとき』
2019年2月8日（金）よりMOVIX川口にて川口先行公開
監督：中泉裕矢
脚本：岡芳郎
出演：寛一郎　山下リオ　菜葉菜　辻本祐樹　綱島恵里香　安居剣一郎　長谷川初範　浅田美代子　松原智恵子
配給：キャンター

【ストーリー】　訳あって、犯罪に手を染めてしまった翔太。警察に追われ逃げ込んだ民家で、老婦人・多笑から「お帰りなさい」と家に招かれ、成り行きでそこに住むことに。多笑の孫・佳織が訪ねてきた日の晩、ラジオからある市民ランナーの話題が聞こえ、翔太は佳織からマラソン大会参加をけしかけられる。

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