“世界で最も売れたアーティスト”に名を連ね、ロックの殿堂入りを果たした伝説のロックバンド「クイーン」のリード・ボーカルで、1991年にこの世を去った史上最高のエンターテイナー、フレディ・マーキュリーの姿を描く『ボヘミアン・ラプソディ』が、11月9日より公開となる。このほど、本作の予告編がお披露目となった。
本作は、『X-MEN』シリーズのブライアン・シンガー監督がメガホンを取り、クイーンの現メンバーであるブライアン・メイ(ギター)とロジャー・テイラー(ドラム)が音楽総指揮として参加。「ボヘミアン・ラプソディ」、「伝説のチャンピオン」、「ウィ・ウィル・ロック・ユー」など、劇中に甦った32もの不朽の名曲には、主にフレディ自身の歌声が使用されている。
フレディ・マーキュリーに扮するのは、TVシリーズ『MR.ROBOT/ミスター・ロボット』のラミ・マレック。ブライアン・メイをグウィリム・リー、ロジャー・テイラーをベン・ハーディが演じ、フレディの恋人で、唯一の理解者として寄り添ったミューズ、メアリー・オースティンを、『シング・ストリート 未来へのうた』や『オリエント急行殺人事件』のルーシー・ボイントンが演じる。
予告編には、84ヵ国で生中継され、全世界で推定19億人が観たという、20世紀最大のチャリティコンサート“ライブ・エイド”で、8万人近い観衆がクイーンと一体になりリズムを刻む、迫力のシーンも収められている。初期の編集バージョンを見たブライアン・メイとロジャー・テイラーは、あまりの完成度に唖然としていたという。プロデューサーのグレアム・キングは、顔合わせをしたときにクイーンから「フレディ・マーキュリーの話にしたい」と強く訴えられたと語っている。
『ボヘミアン・ラプソディ』
11月9日(金)全国ロードショー
監督:ブライアン・シンガー
製作:グレアム・キング ジム・ビーチ
音楽総指揮:ブライアン・メイ ロジャー・テイラー
出演:ラミ・マレック ジョセフ・マッゼロ ベン・ハーディ グウィリム・リー ルーシー・ボイントン マイク・マイヤーズ アレン・リーチ
配給:20世紀フォックス映画
© 2018 Twentieth Century Fox