警察小説・時代小説を多く生み出した作家・富樫倫太郎の「生活安全課0係」シリーズ(祥伝社刊)をドラマ化した、金曜8時のドラマ「警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~THIRD SEASON」が、7月20日よりテレビ東京にて放送開始となる。このほど、本作のポスタービジュアルとエスカレーター広告がお披露目となった。
本作は、厄介払いされたメンバーが集まる杉並中央署の「なんでも相談室」、通称“ゼロ係”を舞台に、小泉孝太郎演じる“空気は読めないのに事件は読める”エリート刑事・小早川冬彦と、松下由樹演じる“男まさりで口の悪いベテラン刑事”寺田寅三(とらみ)の“迷コンビ”が、ゼロ係のメンバーと共に様々な難事件を解決していく物語。前作に引き続き、毒舌の事務員・本条靖子役の安達祐実、カレーライスと犬をこよなく愛する巡査・桜庭勇作役の木下隆行、岩手訛りが抜けない、ゆとり世代の巡査・太田文平役の戸塚純貴といったゼロ係メンバーも事件解決に向け奮闘する。また、杉並中央署の副署長に返り咲いた谷本敬三役の石丸謙二郎、居酒屋「春吉」の店主・国仲春吉役の加藤茶も引き続き登場し、さらに元天才監察医・湯川春樹に石坂浩二、捜査一課のキャリア管理官・金田一修に平岡祐太が扮する。
ポスタービジュアルは、小泉演じる冬彦がぐるぐる巻きにされている毎シーズン恒例のデザインで、今回のポスター撮影時で小泉を縛ったテープの長さは、宣伝部の計測によると20m88cmを記録したという。
併せて、エスカレーターを利用した広告が、7月17日から8月1日まで埼玉県越谷市のイオンレイクタウンに登場。エスカレーターのステップを利用した広告で、上りエレベーターではゼロ係のメンバーが可愛らしい三頭身キャラクターとなり、泥棒を追いかけ上がる構図となっている。また、日本では一般的にエスカレーターの片側に人が立つケースが多いことに着目し、広告のラッピングもエスカレーターの半分だけという“珍広告”に仕上がった。
金曜8時のドラマ「警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~THIRD SEASON」
7月20日(金)より放送スタート/毎週金曜 夜8時~8時54分
監督:倉貫健二郎 竹村謙太郎 岡野宏信
原作:富樫倫太郎「生活安全課0係」シリーズ(祥伝社刊)
製作:テレビ東京 ドリマックス・テレビジョン
主題歌:神様、僕は気づいてしまった「UNHAPPY CLUB」(ワーナーミュージック・ジャパン)
出演:小泉孝太郎 松下由樹 安達祐実 木下隆行 戸塚純貴 平岡祐太 手塚とおる 六角慎司 岸明日香 石丸謙二郎 加藤茶 石坂浩二 片岡鶴太郎
【ストーリー】 警視庁杉並中央署の「生活安全課なんでも相談室」は、各所で問題を起こすなど、お払い箱になった人材の放置部署。“ゼロはいくつかけてもゼロ”。すなわち役立たずは何人いても役に立たないという意味で、署員たちから“ゼロ係”と揶揄されている。そんなゼロ係で、警察庁科警研出身のエリートキャリアで世間知らずな“究極のKY”刑事・小早川冬彦(小泉孝太郎)がバディを組むのは、有能なのに問題ばかり起こして刑事課から飛ばされたベテラン刑事・寺田寅三(松下由樹)。昨年、10年前の総理大臣暗殺未遂事件の真相と、その元総理大臣が犯した50年前の殺人事件を暴くという、前代未聞の大手柄を挙げたはずの冬彦とゼロ係のメンバーだったが、世間的にも警察内部的にも、彼らの名前と功績は抹消され、何の表彰も昇進も栄転もなかったのだ。相変わらず2020年に開催される東京オリンピックに向けての警備強化班の任務についているゼロ係。内容も相変わらず、競技予定地の掃除や放置自転車の撤去、近隣住民の苦情処理など、およそ警察の仕事とは思えない雑用もこなさなければならない。忙しい毎日を送っているはずのゼロ係だが、実際にまともに職務にむかっているのは冬彦ぐらいで、寅三は嫌々冬彦の世話、桜庭(木下隆行)はカレーメニューの研究、文平(戸塚純貴)はネットゲームに熱中し、靖子(安達祐実)はそんな面々を罵って毎日を過ごしていたが…。