池田エライザとカニの仮装をした少年の幽霊とのゆるーい会話『ルームロンダリング』本編映像

映画企画コンテスト「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2015」で全474企画の中から準グランプリを受賞した企画を池田エライザ主演で映画化した『ルームロンダリング』が7月7日より公開中。このほど、池田エライザ演じる主人公・八雲御子と、少年の幽霊・はぐむが公園で会話するシーンを収めた本編映像がお披露目となった。

本作は、事故物件に住んで物件を浄化するアルバイト“ルームロンダリング”をしている主人公の御子が、部屋に居座る幽霊たちのお悩み解決に巻き込まれていくというストーリー。主人公・御子役には池田エライザ、御子にロンダリングの物件を斡旋する叔父役にオダギリジョー、御子の隣に住む青年・亜樹人役に伊藤健太郎、さらに個性豊かな幽霊たちを渋川清彦、光宗薫が演じるほか、木下隆行(TKO)、奥野瑛太、つみきみほ、田口トモロヲ、渡辺えりらが脇を固める。

本編映像は、主人公・八雲御子(池田エライザ)と、少年の幽霊・はぐむが公園で会話するシーン。事故で亡くなった小学生当時の姿のままで現れる幽霊・はぐむは、お遊戯会で演じるカニの仮装をしているが、実は御子と同級生の20歳。大人になれないまま命を落としてしまったことで、この世への未練を漏らす。他人とうまく話すことができず、人生こじらせ真っ最中の御子は、はぐむからも「お化けの御子」というあだ名で呼ばれる始末。しかし、はぐむは御子にとって唯一、素直な本音を話すことができる相手。秘密のお仕事“ルームロンダリング”をする中で、なぜか見えてしまう幽霊たちに振り回される御子は、「おばけが見える力なんて、私いらない!」と投げやりな態度をぶつけてしまう。御子とはぐむの思わずクスッと笑ってしまうオフビートな会話が展開されつつ、幽霊が見え、振り回されることに嫌気が差しながらも、自分自身と少しずつ向き合い始める御子の変化が垣間見えるシーンとなっている。

『ルームロンダリング』
7月7日(土)より新宿武蔵野館、渋谷HUMAXシネマ、シネ・リーブル池袋他公開中
監督:片桐健滋
脚本:片桐健滋 梅本竜矢
出演:池田エライザ 渋川清彦 伊藤健太郎 光宗薫 オダギリジョー
配給:ファントム・フィルム

【ストーリー】 5歳で父親と死別し、その翌年には母親が失踪してしまった八雲御子(池田エライザ)。その後は祖母に引き取られたが、18歳になると祖母も亡くなり天涯孤独に。度重なる不幸で自分の殻に閉じこもってしまった御子のところへ、母親の弟である雷土悟郎(オダギリジョー)が現れ、住む場所とアルバイトを用意してくれることに。しかし、そのアルバイトとは、訳アリ物件に自分が住むことによって“物件を浄化する”というルームロンダリングだった。ルームロンダリングを始めて以来、幽霊が見えるようになった御子。幽霊と奇妙な共同生活を送る中、御子は失踪した母親との再会を果たすが…。

©2018「ルームロンダリング」製作委員会