夏帆、大野拓朗の子犬顔に「ゲスかわいい」真夜中ドラマ J「グッド・バイ」記者会見レポート

太宰治流のユーモアを現代によみがえらせたオリジナル・変調コメディドラマ「グッド・バイ」が、7月14日よりテレビ大阪とBS ジャパンにて放映がスタートする。本作の記者会見が7月11日にテレビ東京 六本木本社で行われ、キャストの大野拓朗、夏帆が登壇した。

本作は太宰治の遺作にして未完の傑作「グッド・バイ」を原案に、羽生生純原作の同名漫画をドラマ化。現代の“ゲス”を取り巻く、様々な人間模様を映し出す。大野拓朗演じる平成のモテ男・田島毛。田島毛に振り回される面倒見の良い先輩・別所役には夏帆。田島毛の複数の愛人に、奥菜恵ほか演技派女優が集結している。

オファーを受けた時の気持ちを聞かれた大野は「本屋で羽生生先生が書いた漫画版「グッド・バイ」を、たまたま買って読んで、すごい好きな作品だったので運命を感じた」とコメント。モテ男・田島毛を演じた感想については「幸せですね。こんな美女たちが恋人なのかと思って(笑)」と本音を漏らしつつ、初共演となる夏帆との共演については「漫画から本当に飛び出てきたかのような別所さん。怒っていても泣いていても、もちろん笑っていても全部が魅力的で可愛らしくて。そんな別所さんを隣で見てられるのは、田島毛としても役者・大野拓朗としても嬉しい」と述べた。

そんな別所を演じた夏帆は「セリフが面白い。バカバカしいやりとりの中に、ふと胸に迫るセリフがあったりとか。リアルさと振り切った感情のバランスが絶妙」と、脚本を絶賛。大野については「ゲスかわいい(笑)」と述べ、「お芝居をしていて、本当に子犬のような顔をする時がある。ずるいな、ゲスいなと思って(笑)」と大野を責めた。

各愛人と対決するシーンがあるという夏帆は、「女性陣のお芝居がすごくて…(笑)。本当に対決するような気持ちで演じていて、対決シーンを撮った夜は毎回うなされる」と告白。「表情とかセリフが頭の中をグワングワンしていて…」と夏帆がボヤくと、「あ、そうですか? 僕はスッキリ寝てますけど」と大野はあっけらかん。「こっちは大変なんだよ!」と夏帆が大野に文句をぶつけると会場を笑いに包まれていた。

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真夜中ドラマJ「グッド・バイ」
7月14日土曜深夜スタート
テレビ大阪 毎週土曜 深夜0:56~1:26
BS ジャパン 毎週土曜 深夜0:00~0:30