池松壮亮主演、満島真之介、大倉孝二、キム・コッピ共演の松居大悟監督最新作『君が君で君だ』が7月7日より公開される。このほど、6月26日に新宿バルト9にて完成披露舞台挨拶が行われ、池松壮亮、満島真之介、大倉孝二、高杉真宙、向井理、YOU、松居大悟監督が登壇した。
本作は、好きな女の子の好きな人になりきって自分を捨て去り、10年間彼女を見守ってきた3人の男たちの愛の結末を描いた恋愛譚。主演の池松壮亮がロックシンガー“尾崎豊”に、満島真之介がハリウッドの名俳優“ブラッド・ピット”に、大倉孝二が日本の歴史を大きく変えた“坂本龍馬”になりきる。ヒロインのソンを演じるのは、『息もできない』のキム・コッピ。
取材を終えて急いで舞台挨拶に登壇したという池松は「すごいトイレに行きたいです。よろしくお願いします」と挨拶。続いて満島は「池松くんは小さい方だと思いますが、僕は大きめのユルめのほうが出そう」と、トイレネタをかぶせると、大倉は「ここで立て直さないと」と大人の対応を見せつつ「実は僕もちょっと行きたい」とボケて会場を爆笑させた。
監督と共に上海国際映画祭を体験してきたという池松。その反響を聞かれると「正直、反響はよく分からないのですが、偉い役人さんが帰り際に『こんな映画を上映するな』と文句を言っていた」と衝撃の告白。松居監督が「“変態”が過ぎる」と言われたことを説明すると、「日本でも公開前に打ち切りにならないか心配です」と池松も苦笑いした。
そんな池松と共演した感想を聞かれた満島は「最初にフットサルで出会ってるんですよ。僕が映画の裏方をやっている時に。なので、フットサルの人だと思っていた（笑）。その人が主役で、一緒に映画を撮るのは喜ばしい」と昔からの友だということを明かした。脚本を読んだ時の感想を聞かれた大倉は「訳が分からないと思った」と即答。「それは最後まで払拭されることなく、走る抜けました」と述べて会場を沸かせた。
映画の内容にちなんで、MCから「小さい頃、好きだった人にしてしまった変な行動は？」という質問が。満島と監督を中心にさんざん好きな子のリコーダーをなめた話で盛り上がったあと、満島が「こういう質問は高杉くんに」と無茶ぶり。「笛とかなめた？」との満島の質問に、高杉は「想像つかないです」と完全に却下。松居監督も、なめたことはなく、願望があったことを明かすと、満島が「ないの！？」愕然とした表情に。そんな満島にYOUが「何本なめました？」と質問すると「2本…」と激白。すかさず向井が「これはすぐニュースになるからね。満島真之介がリコーダーをなめたというニュースになるから（笑）」とツッコんで会場は大爆笑に。最後に池松にも質問が及ぶと、「初めてもらったラブレターを、持って帰るのが恥ずかしすぎて、工事現場に投げた」という衝撃の告白が飛び出し、会場から驚きの声が上がっていた。
『君が君で君だ』
7月7日（土）全国公開
監督・原作・脚本：松居大悟
出演：池松壮亮 キム・コッピ 満島真之介 大倉孝二 高杉真宙 向井理 YOU
配給：ティ・ジョイ
【ストーリー】 大好きな子が好きな「尾崎豊」「ブラピ」「坂本龍馬」になりきり、自分の名前を捨て、10年間ただひたすら好きな子を見守ってきた3人の男たちを描いた恋愛譚。触れ合うことも告白することもなく、ただ見守り続けてきた3人が、執拗な借金の取り立てから好きな子を守るべく立ち上がるも返り討ちに！物語は大いなる騒動へと発展していく。
©2018「君が君で君だ」製作委員会
