佐藤二朗&福田雄一監督が監督の地元・小山に登場!『50回目のファーストキス』舞台挨拶レポート

山田孝之と長澤まさみが主演を務める映画『50回目のファーストキス』が6月1日より公開中。本作は公開4週目に入った6月23、24日の土日も好調で、先週末興行収入対比89%を維持、興行収入ランキングが先週の4位から3位に浮上。24日までの24日間累計で、動員658,902人、興収897,710,100円を記録し、10億円突破も確実となった。そのヒットを受け、6月23日に、福田雄一監督の地元である栃木県の小山シネマハーヴェストにおいて舞台挨拶が行われ、佐藤二朗と福田監督が登壇した。

この日の舞台挨拶は司会者もおらず、佐藤と福田監督の二人で観客とのQ&Aを実施。ファーストキスの思い出を聞かれると、福田監督は「今日は(会場に)両親がいるので」と言いながら「割とモテたんですよ。めっちゃ痩せてたからね。その時からよくしゃべりましたね。中学校はサッカー部のキャプテンで、頭いいんだ。モテないわけがない」と自身の中学時代を話すと、佐藤が「じゃあ、ファーストキスは中学?」に、監督は「いや~本当に恥ずかしい」とテレ笑いして「中学の時に付き合っていた子と花火大会で」と暴露。佐藤は「奥手だったので、監督よりは遅かったです。大学に入ってからです」と明かした。また、佐藤が「俳優を目指したきっかけは?」と聞かれると「才能があると思ったから!」とキッパリ。「小学校の学芸会がきっかけで、根拠もなく役者になる運命だと思った」と言い切る。監督も「小学校からずっとコントをやっていた。お楽しみ会で自分で脚本を書いて主演もやっていた」と小学時代から現職につく運命だったと話す。

この日は、質問してくれた方に手渡しでサイン入りプレスをプレゼントしたり、舞台上で記念撮影をしたり、予定していた時間を大幅にオーバーしながら、観客のリクエストに応えて交流を楽しんだ二人。撮影をするために舞台上に上がった女性が、佐藤を真近で見た瞬間に「顔が大きい!」とつい口に出してしまい、佐藤から「失礼なこというな!」とツッコまれることも。フランクに話す個性豊かな小山市民を目の当たりにした二人は「小山の人たち、面白いな~」と終始笑いっぱなしで、アットホームな舞台挨拶は終了した。

『50回目のファーストキス』
6月1日(金)より全国ロードショー中
監督・脚本:福田雄一
出演:山田孝之 長澤まさみ ムロツヨシ 勝矢 太賀 山崎紘菜 大和田伸也 佐藤二朗
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

【ストーリー】 ハワイでコーディネイターをするプレイボーイ弓削大輔(ゆげだいすけ)は、ある日、カフェで藤島瑠衣(ふじしまるい)という女性と出会い恋に落ちる。しかし、翌日同じカフェで会った彼女は大輔の事をまるで覚えていない。実は彼女は交通事故の後遺症により、新しい記憶は1日で消えてしまう短期記憶障害を負っていたのだ。彼女を想う父と弟の手で、その事実を隠され、同じ日を繰り返す瑠衣。事情を知った大輔は、毎日、自分を覚えていない彼女に一途に愛を告白し続ける。瑠衣にとっては毎日が大輔との初対面。大輔の機転と努力により結ばれた二人だが、大輔の本当の夢を知った時、瑠衣はある行動に出る―。

(C)2018『50回目のファーストキス』製作委員会