ムロツヨシ、結婚願望は「ないわけではない!」『50回目のファーストキス』公開御礼舞台挨拶 レポート

山田孝之と長澤まさみが主演を務める映画『50回目のファーストキス』が6月1日より公開中。このほど、6月22日にイオンシネマみなとみらいにて公開御礼舞台挨拶が行われ、出演のムロツヨシが登壇した。

地元・横浜で開催され、ムロ一人が登壇した今回の舞台挨拶。初めにムロは「はっきり言いますよ!孝之とまさみ、来ませんからね!」と強調し、早速観客から質問を募り、Q&Aがスタートした。

物語の舞台であるハワイで撮影された本作。ハワイで食べた一番おいしかった料理は?という質問に、ムロは「山田と休日に食べたガーリックシュリンプ」と答え、撮影を満喫した様子。また、ムロが演じたウーラ山崎の胸を張る独特な動きについては、「南国の人ってゆっくりだけどテンションが高い。それで一つアクセントが欲しいと思って、街で出会った人のモノマネをしました」と撮影エピソードも飛び出した。

共演した長澤についての質問も多く、長澤からバットで殴られるシーンは「本当に殴られてる!本番一発目で本気で当ててきた」と暴露したが、撮影中の長澤は「よく笑うから、こっちまで明るくなっちゃう」とその魅力に夢中になったようだ。

ここで、『勇者ヨシヒコ』シリーズで山田やムロと共演した木南晴夏の結婚報道に話が及び、ムロの結婚願望の有無ついての質問が。結婚願望は「ないんですよね〜」と答えたムロだったが、「願望はないわけではない!あると言ったら嘘になっちゃう」と言いつつ、「“ムロロス”とか言ってもらえるのかな?」と期待感を抱いている様子。すると、「玉木宏っていい声してるんだよ、生で聞いたことある?」と客席に呼びかけ、会場の笑いを誘った。

ムロが行なっている舞台「muro式」のTシャツを着てきたという観客からは、今回の舞台挨拶でのムロの衣装のコンセプトは?という質問も。舞台において絵を描きながら絵具をこすりつけた服とのことで、「これで表は歩けないから、舞台挨拶とかで皆様の前に立たせてもらう時に、思い入れのある服で自己表現しようかなと。コンセプトは夏の花火」と答え、会場を盛り上げた。

山田演じる大輔役をやるとしたら、長澤とはどんなファーストキスシーンがしたいか?という質問には、ムロは「どんなファーストキスをしたいかというよりは、自分のファーストキスを俯瞰で見たい」と答え、会場からざわめきが。続けて、学生時代に横浜の杉山神社の階段下でファーストキスをしたというエピソードを披露し、客席を沸かせた。

最後に、ムロから「これからも皆さんに映画館に足を運んでもらえるような映画を作りたいと思います!またこんなグダグダな舞台挨拶をして、また服のコンセプトを聞かれるような、そんな役者でいたいと思います!」と挨拶があり、舞台挨拶は終了した。

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『50回目のファーストキス』
6月1日(金)より全国ロードショー中
監督・脚本:福田雄一
出演:山田孝之 長澤まさみ ムロツヨシ 勝矢 太賀 山崎紘菜 大和田伸也 佐藤二朗
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

【ストーリー】 ハワイでコーディネイターをするプレイボーイ弓削大輔(ゆげだいすけ)は、ある日、カフェで藤島瑠衣(ふじしまるい)という女性と出会い恋に落ちる。しかし、翌日同じカフェで会った彼女は大輔の事をまるで覚えていない。実は彼女は交通事故の後遺症により、新しい記憶は1日で消えてしまう短期記憶障害を負っていたのだ。彼女を想う父と弟の手で、その事実を隠され、同じ日を繰り返す瑠衣。事情を知った大輔は、毎日、自分を覚えていない彼女に一途に愛を告白し続ける。瑠衣にとっては毎日が大輔との初対面。大輔の機転と努力により結ばれた二人だが、大輔の本当の夢を知った時、瑠衣はある行動に出る―。

(C)2018『50回目のファーストキス』製作委員会