青春恋愛ストーリー『さらば青春、されど青春。』が5月12日より公開。それに先立ち、5月8日にヴィレッジヴァンガード渋谷本店B2Fイベントスペースにて公開直前スぺシャルトークショーが行われ、出家後初の女優復帰となった千眼美子(本名:清水富美加)が登壇した。
崇高な使命を運命づけられた主人公・中道真一を演じるのは、『君のまなざし』で圧倒的な存在感を示した大川宏洋。恋人・額田美子を、NHK連続テレビ小説「まれ」で注目された千眼美子(清水富美加)が演じる。また、ドラマ「教師びんびん物語」や「GTO」などのヒット作を数多く手がけ、『君のまなざし』を大ヒットさせた赤羽博監督が再びメガホンを取る。大川宏洋と千眼美子の周りを固めるキャスト陣も豪華な面々が名を連ね、『君のまなざし』にて大川と共演し話題を呼んだ梅崎快人や、石橋保、ビートきよし、木下ほうかなどの名優も参加。加えて、芦川よしみ、日向丈、山田明郷、野久保直樹、長谷川奈央、伊良子未來、大浦龍宇一、高杉亘がクレジットされている。
ファンで満員となった会場に手を振りながら笑顔で登場した千眼は、「外に出てファンの方と触れ合えるのはすごく久々。どきどきしてますが、最高の笑顔で楽しく過ごせたらなと思っております!」と元気挨拶。映画のオファーが来た時の感想を聞かれると「“清水富美加”時代から、幸福の科学製作の映画にいつか出てみたいと思っていたので、素直に嬉しいなと思いました」とコメント。しかし役柄がしっかり者の美人だと聞いた時は「あまりやったことがない役だったので、大丈夫かな!?できるかな!?」と心配したという。「これまでは、奇抜な役が多くて…(笑)。宇宙オタクだったり、同人誌を描いていたりとか(笑)。ザ・王道の役は意外となかったので…」と述べつつ「美人役が一番つらい!」としかめっ面をして会場のファンを和ませた。
話がポスターカットについて及ぶと、「撮影したのがお昼の後だったんですよ。お昼ごはんが美味しかったので、ちょっとお腹が出ちゃったんですよ」と告白。「だからヘコまない部分は、ヘコませてもらいました(笑)」とポスターカットの裏話を暴露し会場を盛り上げた。
本作の主題歌で歌手デビューを果たした千眼。「音楽とか歌はいちばん好きなので、職業にしたくないというのはあったのですが、役としての気持ちを歌っていて、表現形式がひとつ増えるのはいいことだなと思って」と歌手デビューに対する気持ちを明かし、「今後は自分が作った曲もCD化したい(笑)」と新たなる野望も語った。
最後に、ヴィレッジヴァンガード下北沢店の一日店員をやらせてもらったという千眼は「出家していなかったらパン屋さんか、個人経営の小さい居酒屋か、ヴィレヴァンの店員さんになるという夢があったので、まさか出家後に夢が叶うとは思わなかったです(笑)」と笑顔で語り、イベントは終始和やかな雰囲気で幕を閉じた。
『さらば青春、されど青春。』
5月12日(土)全国ロードショー
監督:赤羽博
出演:大川宏洋 千眼美子 石橋保 芦川よしみ 日向丈 山田明郷 野久保直樹 長谷川奈央 梅崎快人 伊良子未來 希島凛 ビートきよし 大浦龍宇一 高杉亘 木下ほうか
配給:日活
【ストーリー】 地方から東京の名門大学に進学した中道真一は、志を高く持ち、勉強に明け暮れる日々を送っていた。しかし、恋も就活も、なぜか思い通りにいかない。そんな卒業を控えたある日、神秘的な存在からのコンタクトがはじまる。大手商社に就職した真一は、異例のスピード出世をし、社内でも評判の額田美子と恋に落ちる。ようやく人生がうまく回りはじめた一方で、“救世主としての使命”に目覚めていく真一。しかし、その人生を決断するためには、大切な人との結婚やエリートとしての将来を捨てなければならない。この世の幸福を選ぶか。それとも運命に従うか。迷う真一の心に、悪魔の誘惑が忍び寄る。
©2018 IRH Press