『眼球の夢』の佐藤寿保監督×いまおかしんじ脚本による異色のエロティック・サイコ・サスペンス『可愛い悪魔』が6月23日より全国順次公開されることが決定した。
監督は、80年代にピンク四天王として活躍し、00年代以降は一般映画でメガホンをとった佐藤寿保。ピンク時代のアグレッシブかつペインフル溢れる作風を彷彿とさせるエロティック・サイコ・サスペンスを誕生させた。“可愛い悪魔”美穂を演じるのはラブ&エロス・シネマ・コレクション2ndシーズンの『蝉の女 愛に溺れて』、『ごくつまの恋』の2作に主演し、最優秀女優賞を受賞した七海なな。脚本は『華魂』シリーズで佐藤寿保監督とコンビを組むほか、山下敦弘監督『苦役列車』等の脚本を手がけ高い評価を得ているいまおかしんじが務める。
■七海なな コメント
『誰も私のことなんて分かってくれない─』美穂のこの言葉が、撮影を終えて2年経った今も印象に残っています。人は無意識に自分のフィルターを通して【真実】を見ようとし、本当のことが分からなくなってしまうことがある・・。数年前、私もそんな風に思ったことがありました。美穂の【真実】とは何か、劇場でぜひご覧になってほしいです!最後に、作品がついに劇場公開されること、温かく素敵な撮影スタッフ・キャストの皆様に出会えたことをとても嬉しく思っています、心から・・ありがとうございました!!
『可愛い悪魔』
6月23日(土)より新宿K`s cinema他全国順次公開
監督:佐藤寿保
脚本:いまおかしんじ
出演:七海なな 杉山裕右 鐘ヶ江佳太 後藤ちひろ 志賀龍美 志村彩佳 南久松真奈 ニシイアキラ 萩野崇
配給:アイエス・フィールド
【ストーリー】 妻の浮気相手の男根を切断すると言うおぞましい事件の裏側と真相を追おうとする法月は、犯人の妻である美穂に接触を図る。美穂の口から語られたのは浮気相手である桑田との性愛の日々。日々を追うごとに美穂の魔性が徐々にあわらとなって行く。法月は桑田同様にその魔性に吸い込まれて行きながら、事件の恐るべき真相を知ることになる。が、知るだけならまだいい、むしろ知らなかった方が良かったのかもしれない…。
©2016「可愛い悪魔」製作委員会