オスカー女優のヘレン・ミレンが主演を務め、『ソウ』シリーズ最新作を手掛けたスピエリッグ兄弟の監督作『ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷』が、初夏より公開となる。このほど、4月1日のエイプリルフール企画として、元野球選手の屋鋪要を起用した本作のパロディ企画『ウィンチェスターハウス 蒸気機関車を愛しすぎた屋鋪』のポスタービジュアルが登場した。
▲エイプリルフール企画ポスター
本作は、ウィンチェスター銃を開発し、莫大な財産を築いたウィンチェスター一族の未亡人であるサラ・ウィンチェスターによって38年間増改築が続けられた奇怪な屋敷「ウィンチェスターハウス」にまつわる実話を映画化した。
パロディ企画『ウィンチェスターハウス 蒸気機関車を愛しすぎた屋鋪』で主演を務めるのは、映画初出演にして初主演、まさかのハリウッドデビューとなった(?)元野球選手の屋鋪要(やしきかなめ)。ドラフト6位で大洋ホエールズ(現・横浜ベイスターズ)に入団し、現役時代には3年連続盗塁王を獲得し、「スーパーカートリオ」の一人として知られるだけでなく、5年連続ゴールデングラブ賞を受賞する守備力の高さでも注目を浴びた。現在は熱心な鉄道オタクが高じて、鉄道写真家としても活躍の場を広げている屋鋪が、今回ホラー映画への出演を快諾!ポスター撮影に臨んだ屋鋪は「本当に怖い映画なんですけど、根が優しいもので怖い顔をするのが大変でした」と語りながらも、「初の映画出演でワクワクしております。この映画を観た後は、決して一人では出歩けなくなる!」と新作ホラーへの意気込みを語った。
ポスタービジュアルからは、屋鋪の鬼気迫る鋭い目線を感じることが出来るが、ウィンチェスターハウスを背景に、蒸気機関車を包み込むように手に持つ姿からは、恐ろしさ以上にSLへの愛を感じずにはいられない?
▲コチラがホンモノのポスター
『ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷』
2018年初夏TOHOシネマズ シャンテほか全国公開
監督:マイケル・スピエリッグ&ピーター・スピエリッグ
出演:ヘレン・ミレン ジェイソン・クラーク セーラ・スヌーク
配給:REGENTS
【ストーリー】 娘と夫を突然の病気で次々と亡くした未亡人サラ・ウィンチェスターは、ウィンチェスター銃によって命を落とした人々の亡霊から逃れるため、一族の膨大な財産をつぎ込み、365日、24時間、妄信的に屋敷の増改築を繰り返していた。サラの精神鑑定のために“ウィンチェスターハウス”に送り込まれた精神科医のエリックは、屋敷の中に厳重に閉じられた禍々しい部屋があることを発見する。ウィンチェスターハウスに巣くう亡霊の正体とは何なのか?
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