日本公開のフランス語映画で歴代興行収入第1位を記録した大ヒット作『最強のふたり』(2012)の監督とスタッフ陣により製作された最新作『セラヴィ!』が、7月6日より日本公開されることが決定した。併せて、同日にオープンする東京・渋谷のミニシアター「シネクイント」のオープニング作品として上映されることが発表された。
本作は、ベテラン・ウェディングプランナーを主人公に、パリの結婚式での一日を舞台に繰り広げられる、人々の人生と思惑が痛快に交差するライフ・エンターテインメント作品。本国フランスでは公開1ヶ月で興収25億円を突破し、同年公開の『ラ・ラ・ランド』や『ダンケルク』といったハリウッドの話題作を抜き、2017年フランスでの興収ベスト10入りを果たした。
ミニシアター「シネクイント」は、2016年8月に渋谷PARCO建替えのため一時休館となり、約2年ぶりに2スクリーンの映画館として復活する。
『セラヴィ!』
7月6日(金)渋谷・シネクイント他全国公開
監督:エリック・トレダノ オリヴィエ・ナカシュ
出演:ジャン=ピエール・バクリ ジル・ルルーシュ ジャン=ポール・ルーヴ ヴァンサン・マケーニュ
配給:パルコ
【ストーリー】 舞台は結婚式。あのルイ13世が所有していたパリ郊外・フォンテーヌブローの近くのクランス城。ウェディングプランナーとして30年間、数えきれない挙式をプロデュースしてきたマックスは、近頃、“引退”という文字が頭をよぎる日々が続いていた。そんな折、ピエールとヘレナというカップルからの依頼で、17世紀の城を舞台にした豪華絢爛な結婚式を控えていた。ウェイターやキッチンスタッフを雇い、カメラマンやオーケストラをブッキング、会場を彩る花や、スタッフの衣裳、出席者の席順など細かな演出をセッティングし、マックスはいつも通り、式を成功させるための準備を整えていた。しかし、マックスのそんな努力も虚しく全てがことごとく大失敗!ウェイターはシワシワなシャツにおかしなヒゲ、新婦を口説きはじめるスタッフ、オーケストラはワンマンショー気取り、カメラマンはおしゃべりとつまみ食いを繰り返し、彼の立てた完璧なプランとは逆に、感動的になるはずだった式は大惨事と化す…。
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