映画の感想を聞かれた山田は「単純に物語もミステリーで、面白かったですし、なにより観たことがない映像で。素直に観られなかったですね。相当な苦労があったと前情報で知っていたので。これはすごいの作ったな」と驚きの表情をみせつつ、アフレコについては「難しかった。普通に役者が芝居をしているのをカメラで撮って、それを絵に描いているので、絵と音のずれがあって。それは味になっているんですけど、どこまで味とするのか」と、今回の特殊なアフレコの難しさを語った。
ゴッホが34歳の時に南フランスへ旅立ったことにちなみ、先週34歳になったばかりの山田が心境の変化を聞かれると「いろんなことを僕もやっているので、心境の変化は常にあります。人生をかけてやろうという目標だったりとか、使命感は変わっていくんです。これからもやりたいことはやっていきます。楽しんでいきますし、楽しませられるような人間であろうと思っています」とコメントした。
イベントの最後には、シークレットゲストとして本作の油絵制作に参加した唯一の日本人画家、古賀陽子が登壇。イッセーと山田へ、ゴッホ風油彩の似顔絵がプレゼントされると、2人は「本当に嬉しい！」、「この仕事をして良かった！」と満面の笑み。その出来栄えに驚きの声を上げていた。
『ゴッホ～最期の手紙～』
2017年11月3日公開
監督：ドロタ・コビエラ 出演：ダグラス・ブース クリス・オダウド エレノア・トムリンソン ジェローム・フリン シアーシャ・ローナン
