森崎ウィン「おばあちゃん孝行ができるチャンス」⽇本×ミャンマーによる映画・TVドラマ共同製作プロジェクトが始動!

NHKグループの⽇本国際放送とミャンマーの⺠間地上波チャンネルMyanmar National Television(MNTV)は、⽇本とミャンマーの友好の架け橋となる映画『My Country My Home』(2018年2⽉上旬ミャンマーで公開予定、⽇本は未定)と、それに連動するテレビドラマ(2018年1⽉下旬ミャンマーで放送)を共同製作することが決定。8月25日、東京・渋谷で本映画とドラマの製作発表記者会⾒が行われ、監督らと共に出演者であるダンスボーカルユニット PrizmaXの森崎ウィンが登壇した。

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映画『My Country My Home』は、今のミャンマーの民主化を背景に、日本とミャンマーの2つの祖国間で揺れるミャンマー人女子高生・ナン(ウィッ・モン・シュエ・イー)の、ひと夏の青春を描くストーリー。森崎は日本で活躍するミャンマー人のJポップアーティスト・木村アウンを演じる。
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マイクを握った森崎は「僕はミャンマーで生まれ育って、小学校4年生の時に日本へ来ました。(ミャンマーでは)僕はずっとおばあちゃんと住んでいました。僕にとってはミャンマーも日本も両方祖国。こうやって日本とミャンマーの架け橋ともなる第一歩を踏めて、おばあちゃん孝行ができるチャンスみたいで、すごく嬉しい気持ちです」と挨拶した。

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おばあちゃんに映画の報告した時の反応を聞かれた森崎は「ミャンマーで記者会見があったときに帰ったんですけど、真っ先に『(肌が)焼けた?』って(笑)。映画のことより、僕の身体を一番に心配してくれいるのが伝わってきて。『元気? 焼けたし、痩せたし、グループはどうなの?』って、僕の日常的な生活を心配してくれて。ちょっとしか会えなかったので、電話してちゃんと伝えます」と笑顔で答えた。

スティーヴン・スピルバーグ監督の新作『レディ・プレイヤー・ワン』(2018年3月公開)で主要キャストに抜擢されている森崎。国際的な作品で活躍する心境を聞かれると「海外で経験できるチャンスをいただけるのは、すごく嬉しいこと。英語もペラペラと喋れるわけでもないんです。でもオーディションで受かって、正直現場では辛かったことの方が多かったんですけど、ものすごく周りの方に支えられて。常に感謝の気持ちを忘れちゃいけないなと感じます」とコメント。しかしミャンマー語はペラペラで、「日本語とミャンマー語がごちゃまぜになることが多くて。日本のマネージャーにミャンマー語で返したりとか、ミャンマー語で話しているのに、日本語で返したり(笑)」と、頭の中での切り替えが追いついていないことを告白した。

最後に森崎は「普段は、PrizmaXというダンスボーカルユニットで、マイクを持ったら歌うことしかないので。喋ることが得意ではないんです…。なのでぜひ、ライブにきてください。よろしくお願いいたします!(笑)」とコメントし、会場を和ませていた。

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